連載第17回「成約聖徒のためのヨハネの黙示録解明」第十四章「文亨進様御夫妻」と「ペンシルベニヤ教会摂理」
●はじめに
前回連載第16回は、ヨハネの黙示録第十三章、「天の父母様聖会」設立と「第一と第二の獣の幻」についての解明でありました。
本日は、第十四章、文亨進様御夫妻とペンシルベニヤ教会摂理について黙示を解明します。
●解明01
ヨハネの黙示録第十四章は、「三大王権完成準備時代」の中のどこに位置するのでしょうか。
下のスライドを参照していただきたいと思います。
ヨハネの黙示録・第十四章は「三大王権完成準備時代(2018.9~2022.8)」の第二番目の章に位置することが分かります。
第十四章は、文亨進二代王様が、真のお父様の指示により、ペンシルベニヤのニューファンドランドに、あたらしい、世界平和統一聖殿の本部教会を設立し、あらたな選民摂理を出発することを預言しております。
それでは、さっそく本文の解明に入ってまいりましょう。
●解明02
【子羊】【十四万四千の人々】とは何を意味するのか。
14:1なお、わたしが見ていると、見よ、小羊がシオンの山に立っていた。また、十四万四千の人々が小羊と共におり、その額に小羊の名とその父の名とが書かれていた。
14:2またわたしは、大水のとどろきのような、激しい雷鳴のような声が、天から出るのを聞いた。わたしの聞いたその声は、琴をひく人が立琴をひく音のようでもあった。
14:3彼らは、御座の前、四つの生き物と長老たちとの前で、新しい歌を歌った。この歌は、地からあがなわれた十四万四千人のほかは、だれも学ぶことができなかった。
●【子羊】
⇒文亨進二代王様を表します。
●【十四万四千の人々】
⇒この「14万四千の人々」は王冠摂理に同参した聖徒たち で、その額に書かれた子羊の名とは文亨進二代王様の名、その父の名とは真の父であられる文鮮明師の名であることが分かります。
⇒いずれ、ヨハネの黙示録に示される「十四万四千の人々」は、メシヤによって呼び集められる「選民圏」を表します。したがって、ここでの「十四万四千の人々」は、文亨進二代王様によって呼び集められた、「世界平和統一聖殿」の祝福家庭を示しています。
●解明03
【純潔な者】【子羊のところにどこにでもついて行く】とは何を意味するのか。
14:4彼らは、女にふれたことのない者である。彼らは、純潔な者である。そして、小羊の行く所へは、どこへでもついて行く。彼らは、神と小羊とにささげられる初穂として、人間の中からあがなわれた者である。
14:5彼らの口には偽りがなく、彼らは傷のない者であった。
●【純潔な者】
⇒キリスト教では偶像崇拝を霊的姦淫とみなし、最も戒めるべきこととされています。「純潔な者」 とは、韓鶴子女史が崇拝する偽りの神を崇拝しなかった聖徒たちを意味し、真の神様に侍り霊的な純潔を守った聖徒たちのことです。
●【小羊の行く所へは、どこへでもついて行く】
⇒天の三大王権に侍り従う成約聖徒たちのあるべき信仰姿勢を表しています。
●解明04
【大いなるバビロン】【激しい怒りのぶどう酒】とは何を意味するのか。
14:6わたしは、もうひとりの御使が中空を飛ぶのを見た。彼は地に住む者、すなわち、あらゆる国民、部族、国語、民族に宣べ伝えるために、永遠の福音をたずさえてきて、14:7大声で言った、「神をおそれ、神に栄光を帰せよ。神のさばきの時がきたからである。天と地と海と水の源とを造られたかたを、伏し拝め」。
14:8また、ほかの第二の御使が、続いてきて言った、「倒れた、大いなるバビロンは倒れた。その不品行に対する激しい怒りのぶどう酒を、あらゆる国民に飲ませた者」。
●【大いなるバビロン】
⇒『世界平和統一家庭連合』
●【激しい怒りのぶどう酒を飲ませた者】
⇒家庭連合が「天寶聖酒式の毒の聖酒」により祝福家庭の権能を喪失させてしまうことを預言しています。
●解明05
【獣を拝み刻印を受ける者】【昼も夜も休みが得られない】とは何を意味するのか。
14:9ほかの第三の御使が彼らに続いてきて、大声で言った、「おおよそ、獣とその像とを拝み、額や手に刻印を受ける者は、14:10神の怒りの杯に混ぜものなしに盛られた、神の激しい怒りのぶどう酒を飲み、聖なる御使たちと小羊との前で、火と硫黄とで苦しめられる。
14:11その苦しみの煙は世々限りなく立ちのぼり、そして、獣とその像とを拝む者、また、だれでもその名の刻印を受けている者は、昼も夜も休みが得られない。
14:12ここに、神の戒めを守り、イエスを信じる信仰を持ちつづける聖徒の忍耐がある」。
●【獣とその像とを拝み、額や手に刻印を受ける者】
⇒13章6節にも「刻印」という同様の表現が出現しますが 韓鶴子総裁を信奉し従う家庭連合は、神とキリストが共に同参する教団ではありません。まるで北朝鮮の金王朝のごとく、信徒の情報は統制され、献金数字の達成ばかりを追求し、救霊をないがしろにする公職者の姿はまさしく「商人」の姿そのままだったのです。
●【昼も夜も休みが得られない】
⇒真の御父母様の霊的管轄圏にない教団に、神と聖霊のいやしの御業があらわれることはありません。真の御父母様のいまし給うところはどこであるのか、真剣に祈り求めなければならないのです。
●解明06
【戻る祝福】【210代先祖解怨祝福式】解明
14:13またわたしは、天からの声がこう言うのを聞いた、「書きしるせ、『今から後、主にあって死ぬ死人はさいわいである』」。御霊も言う、「しかり、彼らはその労苦を解かれて休み、そのわざは彼らについていく」。
●統一聖殿における「戻る祝福式」「210代先祖解怨祝福式」
⇒2015年4月21日『真のお父様の権威の下に戻る祝福式(略称:戻る祝福)』が文鮮明師の直系血統後継者として文亨進二代王様御夫妻主礼の権能の基に開始されました。「天寶聖酒式の毒の聖酒」を飲んでしまったすべての祝福家庭復活のための解毒剤であります。
⇒2015年12月6日には『210代先祖解怨式及び先祖祝福式』が挙行され、韓国清平聖地がサタンの侵害するところとなり、無効化されていた先祖の解怨と祝福の道が、世界平和統一聖殿において再開されたことを知らなければなりません。
●【今から、主にあって死ぬ人は幸いである】
⇒「今から後、主にあって死ぬ人は幸いである」とは、先祖祝福式が取り戻され、霊人が安堵している様を表しています。
●解明07
【王冠摂理】【鉄の杖摂理】の解明
14:14また見ていると、見よ、白い雲があって、その雲の上に人の子のような者が座しており、頭には金の冠をいただき、手には鋭いかまを持っていた。
14:15すると、もうひとりの御使が聖所から出てきて、雲の上に座している者にむかって大声で叫んだ、「かまを入れて刈り取りなさい。地の穀物は全く実り、刈り取るべき時がきた」。
14:16雲の上に座している者は、そのかまを地に投げ入れた。すると、地のものが刈り取られた。14:17また、もうひとりの御使が、天の聖所から出てきたが、彼もまた鋭いかまを持っていた。 14:18さらに、もうひとりの御使で、火を支配する権威を持っている者が、祭壇から出てきて、鋭いかまを持つ御使にむかい、大声で言った、「その鋭いかまを地に入れて、地のぶどうのふさを刈り集めなさい。ぶどうの実がすでに熟しているから」。
14:19そこで、御使はそのかまを地に投げ入れて、地のぶどうを刈り集め、神の激しい怒りの大きな酒ぶねに投げ込んだ。
14:20そして、その酒ぶねが都の外で踏まれた。すると、血が酒ぶねから流れ出て、馬のくつわにとどくほどになり、一千六百丁にわたってひろがった。
●【人の子のような者】⇒ 文亨進二代王様を表します。
●【頭には金の冠】⇒文亨進二代王様が着用していらっしゃる 「弾丸ベルトの王冠」を預言しています。
●【手には鋭いかま】⇒「鋭いかま」は、畑で「植物」を収穫し、生命を守る道具であり、「地の産物」の恵みを象徴します。「鉄の杖」は、羊飼いが、羊の群れを守るために使用する道具であり、「動物」からの恵みを象徴します。
したがって、「鋭いかま」も「鉄の杖」も、人間の生命を守るために、神が与えた道具なのです。
結論として、「鋭いかま」も「鉄の杖」も、「鉄の杖摂理」を象徴的に表していると考えることができるのです。
●【王冠摂理】
⇒文亨進二代王様指示による『王冠摂理』経緯概要
1)2015年8月30日「文国進様が文亨進様に王冠を被せて差し上げる。(米国)」
2)2017年4月5日「文亨進二代王様、14万4000人王冠摂理(祝福家庭が公的集会で王冠の着用)を指示」。
3)2017年5月28日「文亨進二代王様御夫妻及び祝福家庭氏族王・王妃戴冠式(米国)
*王冠には必ず「文鮮明」の名と「統一旗」をつけます。
●【鉄のつえ】【手には鋭いかま】(鉄の杖摂理)
⇒「鉄のつえ」はもともと、羊飼いが羊を外敵から守るために使用した鉄の球が付いたつえのことです。
⇒サタン(天使長)の世俗世界からアダム(祝福家庭)が、主体責任において自らと家族の自由と血統を守護するという意味があります。
⇒2018年10月12日「第Ⅰ回鉄の杖自由祝祭」が米国ペンシルベニヤで開催され、以後毎年10月に定期開催されています。(*米国憲法は銃の自由所持を国民権利と認めております)
●おわりに
世界平和統一聖殿信徒の方々はもとより、家庭連合信徒の皆様も、ヨハネの黙示録の聖句を丁寧に検証するならば、第11章の文亨進様と文国進様を表す「二人の証人」以降、すべての章が、米国で展開している「世界平和統一聖殿」の摂理史を黙示預言していることに納得せざるをえないでしょう。
神は、聖書正典、「ヨハネの黙示録」を通じ、「文鮮明師の聖誕」から、「真のお母様の信仰精誠」、「二代王様御夫妻、三大王御夫妻の歴史」を克明に証しするために、この黙示書を準備したのです。
最後まで、お付き合いいただき、真にありがとうございます。
皆様の上に、神様の恵みと祝福あらんことをお祈り申し上げます。
祈り。アージュ。
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おおくの成約聖徒に真実が届けられますように!
祈り。アージュ!