連載第22回「成約聖徒のためのヨハネの黙示録解明」第十九章「子羊の婚苑」挙行奉献
●はじめに
前回連載第21回は、ヨハネの黙示録第十八章、「大淫婦に対する三大王権の勝利」についての解明でありました。
本日は、第十九章から「新天新地千年王国時代」に入り、「『子羊の婚苑』挙行奉献」を解明します。
●解明01
ヨハネの黙示録第十九章は、「新天新地千年王国時代」(「子羊の婚苑」以後)の中のどこに位置するのでしょうか。
下のスライドを参照していただきたいと思います。
ヨハネの黙示録・第十九章は「新天新地千年王国時代(「子羊の婚苑」以後)」の一番最初の章に位置することが分かります。
七つの「鉢」の第七の鉢は「テネシ清平聖地」奉献を表します。この聖地奉献は「第三祝福」の摂理的出発を意味するものと理解できます。
そしていよいよ、「聖地奉献」の基台の上で、精誠を奉献してきた「子羊の婚苑」の挙行奉献となります。
この「子羊の婚苑」を妨害するために、サタンは、ありとあらゆる試練を三大王権に行い、三大王権と国進様の御家庭は、それを乗り越え勝利したのです。
基督教の正典、ヨハネの黙示録の大団円は、まさしく、第十九章の「子羊の婚苑」挙行奉献になります。
それでは、さっそく本文の解明に入ってまいりましょう。
●解明02
【子羊の婚苑】挙行奉献
19:1この後、わたしは天の大群衆が大声で唱えるような声を聞いた、「ハレルヤ、救と栄光と力とは、われらの神のものであり、19:2そのさばきは、真実で正しい。神は、姦淫で地を汚した大淫婦をさばき、神の僕たちの血の報復を彼女になさったからである」。
19:3再び声があって、「ハレルヤ、彼女が焼かれる火の煙は、世々限りなく立ちのぼる」と言った。
19:4すると、二十四人の長老と四つの生き物とがひれ伏し、御座にいます神を拝して言った、「アァメン、ハレルヤ」。
19:5その時、御座から声が出て言った、「すべての神の僕たちよ、神をおそれる者たちよ。小さき者も大いなる者も、共に、われらの神をさんびせよ」。
19:6わたしはまた、大群衆の声、多くの水の音、また激しい雷鳴のようなものを聞いた。それはこう言った、「ハレルヤ、全能者にして主なるわれらの神は、王なる支配者であられる。
19:7わたしたちは喜び楽しみ、神をあがめまつろう。小羊の婚姻の時がきて、花嫁はその用意をしたからである。
19:8彼女は、光り輝く、汚れのない麻布の衣を着ることを許された。この麻布の衣は、聖徒たちの正しい行いである」。
19:9それから、御使はわたしに言った、「書きしるせ。小羊の婚宴に招かれた者は、さいわいである」。またわたしに言った、「これらは、神の真実の言葉である」。
●【天の大群衆が大声で唱えるような声】
⇒基督教の正典『ヨハネの黙示録』の最高潮に達する大団円は、この「子羊の婚苑」です。真の御父母様をはじめすべての聖人、殉教者が祝う中で式典は挙行されました。
●三代王が「文信俊様」であることの証明
●証明1)聖誕の時のお父様のみ言
⇒2004年5月10日(天暦3月22日)を文鮮明師は御覧になり「ついに生まれた!先生でさえもお前たち夫婦にこの孫が生まれるとは思いもしなかった」と叫ばれました。
●証明2)文鮮明師の文亨進世界会長就任式の祈祷から
⇒「三代で、信俊という子女を中心として、父母様も、父母も、統一家が一つの心で因縁が結ばれ、関係が結ばれるすべてが、この子女から新時代、四次息子の心情圏の峠を越え・・」
●証明3)文鮮明師は常に身近に信俊様を置きかわいがった
⇒この事実は、数多くの記録写真からも明らかです。
●証明4)韓鶴子女子は孫を天正宮で囲い込もうとした
⇒韓鶴子女子は、信俊様が血統後継者であることを知っていました。そこで亨進様は極秘に救出作戦を断行したのです。
●【子羊の婚姻の時】
⇒2023年4月23日(天暦3月4日)米国テネシー清平にて、『文信俊三代王・酒井心佑王妃祝福聖婚式』が挙行されました。この祝福聖婚式をもって、三大王権の四位基台が確定し、サタン世界壊滅に向けた神側の総進軍が開始されました。
キリスト教徒の希望である黙示録の預言は成就しました。
●【これらは、神の真実の言葉である】
⇒神の正典「ヨハネの黙示録」の中の「子羊の婚苑」がいかに重要大切な式典であったのかを、この聖句は強調しています。
再臨主の地上における絶対的な勝利確定と、その血統後継者が三大王権を確定させたことは、人類歴史上の快挙なのです。
●解明03
【忠実で真実な者】【鉄のつえ】とは何を表すか
19:11またわたしが見ていると、天が開かれ、見よ、そこに白い馬がいた。それに乗っているかたは、「忠実で真実な者」と呼ばれ、義によってさばき、また、戦うかたである。
19:12その目は燃える炎であり、その頭には多くの冠があった。また、彼以外にはだれも知らない名がその身にしるされていた。
19:13彼は血染めの衣をまとい、その名は「神の言」と呼ばれた。
19:14そして、天の軍勢が、純白で、汚れのない麻布の衣を着て、白い馬に乗り、彼に従った。
19:15その口からは、諸国民を打つために、鋭いつるぎが出ていた。彼は、鉄のつえをもって諸国民を治め、また、全能者なる神の激しい怒りの酒ぶねを踏む。
●【忠実で真実な者】
⇒これは文信俊三代王様を象徴する聖句です。
●【彼以外にはだれも知らない名】
⇒その聖なる御名は、
①人類の真の父、万王の王、「文鮮明」の聖なる御名
②人類の真の母、「康賢實」の聖なる御名
③二代王様御夫妻、「文亨進」「李妍雅」の直系王家の聖なる御名です。
●【血染めの衣をまとい】
⇒文信俊三代王は、真のご父母様と二代王様ご夫妻の「血と 汗と涙の精誠」の基台の上に立つ者であることを象徴的に示 している聖句です。
●【鉄のつえ】
⇒「第三の鉄のつえ」文信俊三代王の権能を示しております。
「ヨハネの黙示録」には、三度「鉄のつえ」が記されており、三代王権の勝利を象徴的に表しています。
1)第一の鉄の杖(再臨主)⇒2章27節
2)第二の鉄の杖(二代王)⇒12章5節
3)第三の鉄の杖(三代王)⇒19章15節
●解明04
【獣の刻印を受けた者とその像を拝む者】とは何を表すか
19:19なお見ていると、獣と地の王たちと彼らの軍勢とが集まり、馬に乗っているかたとその軍勢とに対して、戦いをいどんだ。
19:20しかし、獣は捕えられ、また、この獣の前でしるしを行って、獣の刻印を受けた者とその像を拝む者とを惑わしたにせ預言者も、獣と共に捕えられた。そして、この両者とも、生きながら、硫黄の燃えている火の池に投げ込まれた。
19:21それ以外の者たちは、馬に乗っておられるかたの口から出るつるぎで切り殺され、その肉を、すべての鳥が飽きるまで食べた。
●【獣の刻印を受けた者とその像を拝む者】
⇒ヨハネの黙示録で、何度も何度も繰り返される「刻印を受けた者」と「像を拝む者」は、偶像崇拝者を意味します。
成約聖徒として、真の御父母様より祝福を受け、祝福家庭となった者のすべてが「いのちの書」に名を印された者ではないことも、キリストは何度も忠告を与えているとおりです。
現在「祝福家庭」筆頭であられる金栄輝会長が、韓国の元老会を脱会し、あまりにも遅すぎる、韓鶴子女史の独生女論批判の告白自著を出版したことは、象徴的な事件です。
文鮮明師の成和後、金栄輝会長が、真の母と呼ばれた韓鶴子女史に「絶対的忠誠忠孝を尽くし従え」と呼びかけたのは、一体何だったのでしょうか。この事案が示すように、偽りの元老たちに無条件で従う時はとっくに過ぎ去りました。
私たちは自らの目と耳で、真理といのちの道はどこにあるのかを真剣に探し、祈り求めなければならない時なのです。
●おわりに
ヨハネの黙示録は、第十九章の「子羊の婚苑」をもって、一つの摂理的な絶頂を越えることとなります。
地における、第一祝福、第二祝福、第三祝福の基台は確立され、三大王権の確定の礎は勝利奉献されたのであります。
これより、家庭連合(天の父母様聖会)は崩壊の一途を辿るでしょう。
神と真の御父母様、三大王権の勝利奉献に心から感謝申し上げます。
次回は、黙示録・第二十章「三大王権と千年王国」の黙示解明です。
最後までお付き合いいただいた皆様にこころから感謝申し上げます。
みなさまと御家庭の上に、神の恵みと祝福あらんことをお祈りいたします。
祈り。アージュ!
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おおくの成約聖徒に真実が届けられますように!
祈り。アージュ!