世界経典Ⅱ 発刊の辞 祈願文

発刊の辞

『世界経典-宗教経典の比較選集-』
(=『世界経典Ⅰ』)の出版背景

 『世界経典-宗教経典と文鮮明先生の御言-』(=『世界経典Ⅱ』)は、1991年に出版された『世界経典-宗教経典の比較選集-』(=『世界経典Ⅰ』)を土台として編纂された。『世界経典Ⅰ』は、宗教文献の内容を主題別に編纂した先駆的な作品である。世界宗教の諸経典がそのように体系的に検討され、普遍的な教えに照明が当てられて共通の土台が強調されたことは、かつてなかった。宗教経典から抜粋し、宗教相互間の両立の可能性と調和のビジョンを明確に示す、いかなる作品もなかった。大部分の伝統的な文献は、類似性と相違性を比較しながら、それぞれの宗教を扱っている。
 宗教は、人類の多様な文化と歴史的な状況の産物、結果物とみなされてきた。ダーウィン主義的で、いくぶん相対主義的な観点に従えば、諸宗教は、調和できない真理を宣言し、提示している。このような立場では、宗教間の共通の土台を用意することはできず、あらゆる宗教の背後にある統合力、すなわち唯一であられる神様を究明することも、全く不可能になる。実際に神様は、愛によって、すべての文明圏の人々が御自身の真理を理解できるよう主導していらっしゃるのである。
 過去においては、宗教間の相違によって調和を成せなかったのであり、さらには、世界化と技術的に進歩した世界文明の路程において、宗教は衰退し、消滅する運命にあるというのが一般的に信じられていることであった。しかし、文鮮明先生は、宗教こそは21世紀の世界平和構築において核心的役割を果たすという確信により、『世界経典』の編纂を提案された。思想と文化を形成する宗教の根本的な力を知っていた文鮮明先生は、聖職活動の初期から、世界平和の必須的前提条件として、宗教相互間の調和と統一の必要性を教えた。1970年代にその活動がアジアを越えて西洋に広がったとき、文鮮明先生は、1985年、1990年、そして1992年の「世界宗教会議」を含め、毎年、宗教間の和解と一致のための大会を後援する活動を始めた。先生が『世界経典Ⅰ』の概念の輪郭を整えたのは、正に「第一回世界宗教会議」の直後だった。先生は、世界の伝統宗教に属する40人の著名な学者たちによって構成される編集委員会の後援を得、彼らの手引きによってその本が6年後に出版された。
 初期においては、宗教間の統一を願う文鮮明先生のビジョンと活動が誤解され、実践不可能で非現実的なものとみなされたとしても、今日の世界は、それに代わる実行可能な他の代案をもてないことを認めている。通信と交易の汎世界的連携が、継続的な文化的、宗教的誤解と偏見と葛藤から起きる緊張によって浸食され、これに伴い、私たちは、暴力と恐怖、そして不安によって苦しむ世界を経験する。新しい平和の世界文明が産みの苦しみを克服して生き残ろうとすれば、文明を貫く宗教間に兄弟愛が必要になる。そして、平和構築に諸宗教を参与させるには、それらの共有価値に対する自覚が要求される。この共有価値は、経典と信実な人々の日常的な実践の中に満遍なく広がっており、部族中心主義、不寛容、恐怖と差別に対する極度の扇動が偽りであることを立証する。この価値は、黄金律、すべての人間の権利尊重、克己、倫理的な自制、家族、愛、許し、そして唯一であられる神様の慈悲深い主権下での平和などを含んでいる。
 このような共有価値を明確に表しながら、『世界経典Ⅰ』は、宗教間の共通の土台が実に深く、広大であることを立証した。それは、信仰者たちが相違に縛られるよりも、共同理解に焦点を置くことを促している。この本は、すべての伝統宗教の信仰者たちがこの共同価値を認識するようになるとき、彼らが宗教的反感を解消し、自らの宗教を世界平和のための積極的な原動力に還元しようとする願いから編纂された。

 

『世界経典-宗教経典と文鮮明先生の御言-』
(=『世界経典Ⅱ』)の出版背景

 『世界経典Ⅱ』は、世界の宗教経典文鮮明先生の教えから抜粋したものを併せて編纂したものである。その教えは、世界宗教によって支持された多様な主題を満遍なく渉猟していると言っても過言ではない。仏教、儒教、そして固有の伝統宗教が深く根を下ろし、イスラームの出現だけでなく、キリスト教の爆発的な成長を見せる祝福の地、大韓民国に生まれた文鮮明先生は、青少年時代にそれらを知恵の源泉において深々と吸収した。伝統宗教に対する深い尊敬は、文鮮明先生の教えにはっきりと宿っている。時折、先生は、ある特定宗教の教義を支持し、それが現代世界でも適用されることを証明する。時にはある教義に意義を提起し、他の説明を加えたりもする。一方で先生は、伝統的な宗教概念を中心に、それを一層高い次元に引き上げる。
 この選集は、様々な宗教的活動と世界平和のための努力を通して文鮮明先生を知り、尊敬するようになった多くの人々に、その思想に至る関門を提供する。既に文先生の教えをよく知っている人々には、その思想と世界宗教の遺産の間に内在する豊富な関連性を示してくれている。神の真理は普遍的だが、各宗教は、私たちが真理を発見して実践し、それを自らの人生の中で体恤できる特別な道を提供している。救援と満ちあふれる霊的実現によって導かれる道に従うことは、誰にとっても偉大な祝福である。このような理由により、『世界経典Ⅱ』は、世界的な伝統宗教の偉大な知恵と、自らが選んだ道を厳格に固守する信仰者たちを肯定する。したがって、この本は、世界の伝統宗教から、ただ自分の気分に歩調の合う教えばかりを選び、選択しようとする精神的なディレッタント(中途半端な知識人)、アマチュア愛好家のために企画されたものではない。同時にこの本は、偏狭主義、排他主義、勝利主義の罠を避ける道を模索しながら宗教の道を行く信仰者たちに、助言を与えるものである。
 文鮮明先生のみ言は、決して世界の宗教に関して学んだ学者の立場で演繹した、抽象的な事由ではない。先生は、自身の教えどおりに生き、苦難を経験する中で自身の教えを実行したのであり、自身の教えを神様と神の愛に至る道であると宣言する宗教の大家であり、師であり、実践家である。しかし、同時に、今後私たちが確認することになるが、文先生の教えた命の真理は、あらゆる世界の宗教の教えと軌を一にするのである。したがって、私たちが先生の教えの観点から世界の宗教を探求するとき、私たちは排他主義に陥らず、究極的実在に関する生命的結合と深い信仰を獲得できるのである。
 人々は、疑わしく思うかもしれない。文先生は、どの類型の宗教指導者なのか。多様な宗教が互いに極度に対立しているように見えるこの時、文先生はどうして一致と調和を主張できるのか。他の献身的で篤実な宗教者たちが、自分たちの宣教と開宗に注ぐ情熱に劣らず、文先生はなぜ宗派を超越した事業を追求するのか。この問いに対する答えは、その方の神観の中に明確に示されている。
 文先生は、神を、常に喜んで先に与えることを願い、他のために生きる愛と犠牲の存在として理解していらっしゃる。神は、人間が悲劇的に堕落して以来、人間と再び結合するために必死に努力していらっしゃる方である。このような脈略から見るとき、主要な宗教は、同じように神の摂理であり、各宗教は、人類を高揚させるための神の摂理的な表現に間違いない。さらに、神の摂理として各宗教は、その中に、文化と歴史的な相違を超越する神の愛と犠牲の神的本質を反映する核心要素を備えている。したがって私たちは、世界の様々な宗教間において共通の価値を発見できるのである。
 文先生によれば、神の属性の中で根本となるものは父母の愛である。神がもつ父母の愛は、神との親交を結ぶために、世界の至る所で人類を目覚めさせ、教育しようという目的で、多様な文化的、歴史的状況の中でいくつもの宗教を立てた事実から明白である。このような意味で、世界の宗教は、神の過程にいる兄弟姉妹と同じである。子女たちが仲の良い関係を維持し、和睦して暮らすとき、父母は喜ぶ。なぜ宗教は、宗教同士で協力と愛を増進しなければならないのか。それは何よりも、彼らの共通の父母であり、彼らが調和と平和の中で暮らすことを願う神様を、喜ばせるためである。
 ここに、宗教間の関係に対する文鮮明先生の革命的な洞察の源泉が現れている。あらゆる宗教は、神の究極的な願いに同調しなければならない。人類の父母としての神の愛は、いかなる人間愛よりも、高貴で広範囲である。各宗教が彼らの儀礼と教えによって信奉者たちを慰労し、神様と連結することだけで十分だと考えているとしても、神様は、それ自体だけのために存在することを願われない。彼らはまた、隣の宗教を彼らの兄弟姉妹として連結する必要がある。互いに分離されたまま残ったり、互いに葛藤、対立するのではなく、それぞれの宗教は、世界を共に救うという目的のもとに、互いのために生きなければならない。「私たちは、自らの利己的な目的を追求するのではなく、むしろ様々な伝統宗教の福祉のために努力しなければならない。各宗教は、自己否定、自己犠牲、そして隣人に奉仕する道を歩まなければならない」。これが90年間実践してきた文鮮明先生の生き方である。

 

『世界経典Ⅱ』の特徴

 『世界経典Ⅱ』は、『世界経典Ⅰ』と比較してみるとき、いくつかの注目すべき特徴が現れる。
 第1に、『世界経典Ⅱ』には古代ギリシャとローマのヘレニズムの伝統に由来する文献が含まれている。文鮮明先生は、古代哲学の最も偉大な典型であり真理の殉教者としてソクラテスを、仏陀、孔子、イエス、ムハンマドとともに世界の最も偉大な聖者の中の一人に分離している。『世界経典』シリーズは、宗教間の共通の土台の確立を目的としているため、本書は、その共通の土台を拡張し、プラトン、アリストテレス、ソクラテスなど、古代の哲学者たちを含んでいる。アテネとエルサレムの価値に対して、本書は、共有するものが実在したことを指摘している。
 第2に、この本は、民主主義、女性の権利、自由、経済正義、環境、芸術などを始めとする現代的諸問題を扱っているという点から、『世界経済Ⅱ』は第Ⅰ編よりも、その内容がさらに豊富になった。文鮮明先生は、時空を超越した精神的原理に基づく新しい諸解法を主張しながら、現代世界の諸問題に頻繁に言及する。その思想からこのような側面をよく理解し、その思想が世界の伝統宗教といかなる関連があるかを知るために、宗教経典だけでなく、世界的人物たちの語録から抜粋した部分を添加することは、適切なことのように思える。このような世界的次元の人物には、マハトマ・ガンジー、マーティン・ルーサー・キング、ダライ・ラマ、スーザン・ブローネル・アンソニー、様々な教皇の回勅、アブー・ハーミド・カザーリーのようなイスラームの師などが含まれている。
 第3に、文鮮明先生の思想的核心は神の摂理である。文鮮明先生は、それがアダムからノア、アブラハム、イサク、ヤコブ、モーセとイエスに続く歴史的な系統の中で遂行されるものと規定する。神の摂理は、仏陀、孔子、ムハンマドの人生と教えを含み、彼らの役割は、摂理の中心的成果を世界の周辺地域の外郭に拡張することだった。彼らの思想のこのような側面をさらに効果的に表すために、この本は、『世界経典Ⅰ』の「創始者」の章を「神の摂理歴史」の章に配列し、ここでこの人物たちが順番に扱われている。聖書の人物たちに関する様々な経典の諸語句は、アブラハムを中心とするユダヤ教、キリスト教、イスラームの信仰に根拠を置いて引用された。

 

文鮮明先生のみ言(韓国語)に対する英語翻訳の問題

 この本を準備しながら、特に難しかった点は、韓国語で表現された文鮮明先生の教えを、正確に英語に翻訳することだった。これは、編集者たちとその担当職員たちが、まる2年間没頭した重要な作業だった。韓国語と英語は、翻訳するのがこれ以上ないほど難しい言語である。さらに、文鮮明先生は独特な語彙を使用し、文先生の韓国語のみ言は特別な意味をもっていた。翻訳に要求される熟練した技術と、文先生の思想に習熟し、その作業を無理なくやり遂げる人は、それほど多くはいない。たとえ数千ページに及ぶ文先生のみ言が英語で表現されていたとしても、その翻訳物は信頼性を保証することは難しい。その中の大部分は、ただ説教を伝達する中で行われた同時翻訳であり、この場合、通訳者は複合的な思想を簡単な言葉に変えて伝達することがよくあった。時には、西洋の聴衆が理解しやすいように、翻訳者がその内容を調整することもあった。この点は特に1973年から1974年の間に行われた、様々な次元の有名な大衆講演のケースで顕著に表れた。
 したがって、この本のために抜粋された英語の文書が、韓国語の文書と対照して検討されたとき、その中の80パーセント以上が完全に再翻訳せざるを得なかったという事実は、全く驚くことではない。アメリカと韓国の編集者たちが毎週集まってその翻訳物を検討し、翻訳上の困難を確認し、正確性と優れた英語感覚という二つの基準を充足する翻訳物を生み出すために大いに努力した。それでも、いかなる翻訳も完全なものはあり得ない。一つの言語から他の言語、一つの文化から他の文化、一つの思考から他の思考に移していく過程において、見落としたり、間違って理解された所があるものである。編集者たちは、この過程において力量不足な所があったり、あるいは誤解を招くような所に対して申し訳なく思っている。

 

感謝の言葉

 『世界経典Ⅱ』の出版は、多くの多くの献身的な知識人の後援と苦労がなければ不可能だったであろう。私は、その方々に心からの感謝の意を表したいと思う。特に私は、『世界経典Ⅰ』の出版以来、常に並々ならぬ責任感でこの作業を主導してきたアンドリュー・ウイルソン博士に感謝している。彼の深遠な知識と知恵深い決断のおかげで、この本の企画と本文の選別および整理が可能だった。私はまた、この本の全体的な方向を導き、文鮮明先生の教えに対する正確な翻訳 - 言語に忠実なだけでなく、英語の表現においても知性を備えた - のために特別な努力を惜しまないテオドル・シムミョ博士と、オヒヒョン・スタンダードに感謝の意を表したいと思う。
 私は、『世界経典Ⅰ』の不足な部分を満たすために、多様な伝統文献から新しい句や節を抜粋した多くの学者たち、特にエリオ・ロマン、マハマド・ハビュシュ博士、トマス・セルバー博士、デービット・イートン、チャールズ・セレンクト博士、マーク・カラハン、そしてデイトリッヒ・サイデル博士に感謝の思いを伝えたい。私は、このように新しい選集が出版されるにおいて土台となった『世界経典』の編集者たちと参与者たちに感謝したい。また、チン・ソンベ博士と、文先生の膨大なみ言集から核心語句を抜粋した彼の研究チーム、特に鮮文大学のオ・テギョン教授とイ・チェイル教授に感謝したい。
 韓国語版の語句の英語翻訳に献身的努力を注いだオ・ヤンファ、チム・エルダー、キム・イムソン、ヨンエ・コッター、チェユン・ムンスク、そしてマチコ・キムにも感謝の意を表したい。編集と翻訳問題の膨大な領域において貴重な助言を惜しまなかったジュリアン・クレイ、クリントン・ベネット博士、デービット・ギャルソン博士、デービッド・フレーザー・ハリス、そしてキム・キョンホにも感謝し、トマス・ウォルシ博士と「天宙平和連合」の職員にも感謝したい。そして、タイラー・ヘンドリックス博士と寛大な支援を提供したアメリカの統一神学校に感謝せざるを得ない。最後に、この本の編集と制作に責任をもち、許可を得る難題を解決し、非常に差し迫った締切日に合わせるため、「労心焦思」したゴードン・アンダーソン博士とジェフ・アンダーソンに感謝の言葉を伝えたい。

2008年12月29日
編集部

(2022.3.12:写経奉献)

 

祈願文

 この経典では、世界の様々な伝統宗教に伝わる代表的な祈祷文から始まる。この祈祷文は、神様に訴え、感謝し、人間の人生の中に究極的実在の生きた影響力を確認する。「主の祈り」「開端章(アル・ファーティハ)」、「ガディッシュ」、「ガーヤトリ・マントラ」など、そして「家庭盟誓」を含んでいる。これらの大部分は、日常的な崇拝の一部として毎日、あるいは毎週朗読される。

 

天にいますわれらの父よ、
御名があがめられますように。
御国がきますように。
みこころが天に行われるとおり、
地にも行われますように。
わたしたちの日ごとの食物を、
きょうもお与えください。
わたしたちに負債のある者をゆるしましたように、
わたしたちの負債をもおゆるしください。
わたしたちを試みに会わせなで、
悪しき者からお救いください。

「マタイによる福音書第6章9節~13節 主の祈り」(キリスト教)

慈悲あまねく慈悲深きアッラーの御名において。
万有の主、アッラーにこそ凡ての称賛あれ、
慈悲あまねく慈悲深き御方、
最後の審きの日の主宰者に。
わたしたちはあなたにのみ崇め仕え、
あなたにのみ御助けを請い願う。
わたしたちを正しい道に導きたまえ、
あなたが御恵みを下された人々の道に、
あなたの怒りを受けし者、
また踏み迷える人々の道ではなく。

「クルアーン 開端章」(イスラーム)

大いなる御名の崇められ、聖められんことを!
み心のままに創造された世界において。
御国が、汝らの生涯と、汝らの時代において、
またイスラエルの凡ての家の命あるうちに、
一刻もはやく実現されんことを。
アーメン。
神の偉大な御名は永遠から永遠にわたりほめたたえられますように。
祝福と賛美、栄光と称賛、高揚と栄光、
崇拝と称賛が聖なる方の御名にあるように。神はほむべきかな。
世界中でかつて語られたすべての祝福や賛美、称賛や慰めを超えて。
アーメン。
天からの豊かな平和と命が、私たちと全イスラエルの上にありますように。
アーメン。
いと高き所で平和をつくられる神が、
私たちと全イスラエルにひ平和を与えてくださいますように。
アーメン。

「ガディッシュ」(ユダヤ教)

オーム。
大地、地上、天上。
あのサヴィター(太陽神)の至高の神の輝きを我ら思い描かん。
その彼女により我らの知性が目覚めんことを。
オーム。

「リグ・ヴェーダ3.62.10,ガーヤトリー・マントラ」(ヒンドゥー教)

かの世尊、阿羅漢、
正等覚者に敬礼します。私はブッダに帰依します。
私は法に帰依します。私は僧団に帰依します。

「小誦経」(仏教)

非実在から実在へ私を導きたまえ!
暗闇から光へ私を導きたまえ!
死から不死へ私を導きたまえ!
オーム。

「ブリハッド・アーラニヤカ・ウパニシャッド 1.3.28」(ヒンドゥー教)

 

願わくば主があなたを祝福し、
あなたを守られるように。
願わくば主がみ顔をもってあなたを照し
あなたを恵まれるように。
願わくば主がみ顔をあなたに向け、
あなたに平安を賜るように。

「民数記第6章24節~26節 アロンの祝福」

1)天一国主人、私達の家庭は真の愛を中心として、本郷の地を求め、本然の創造理想である地上天国と天上天国を創建することをお誓い致します。

二、天一国主人、私達の家庭は真の愛を中心として、神様と真のご父母様に侍り、天宙の代表的家庭となり、中心的家庭となって、家庭では孝子、国家では忠臣、世界では聖人、天宙では聖子の家庭の道理を完成することをお誓い致します。

三、天一国主人、私達の家庭は真の愛を中心として、四大心情圏と三大王権と皇族圏を完成することをお誓い致します。

四、天一国主人、私達の家庭は真の愛を中心として、神の創造理想である天宙大家族を形成し、自由と平和と統一と幸福の世界を完成することをお誓い致します。

五、天一国主人、私達の家庭は真の愛を中心として、毎日、主体的天上世界と対象的地上世界の統一に向かい、前進的発展を促進化することをお誓い致します。

六、天一国主人、私達の家庭は真の愛を中心として、神と真のご父母様の代身家庭として天運を動かす家庭となり、天の祝福を周辺に連結させる家庭を完成することをお誓い致します。

七、天一国主人、私達の家庭は真の愛を中心として、本然の血統と連結された心情文化世界を完成することをお誓い致します。

八、天一国主人、私達の家庭は真の愛を中心として、成約時代を迎え、絶対信仰、絶対愛、絶対服従で、神人愛一体理想を成し、地上天国と天上天国の解放圏と釈放圏を完成することをお誓い致します。

「家庭盟誓」(世界基督教統一神霊協会)

(2022.3.14:写経奉献)