天聖経(63) 第12巻「環太平洋摂理」 第5章 すべての文明の結実は半島で

 

第五章 すべての文明の結実は半島で

1)半島文明と韓国

2)韓半島と摂理的使命

 

1)半島文明と韓国

①世界文明の潮流

人類の古代文明は、大陸で発生しました。エジプトのナイル川河畔で胎動した人類文明は、半島文明へと変遷し、ギリシャ、そしてイタリア半島で地中海文明圏として結実しました。その半島文明は、再び島嶼文明に移行し、島国イギリスを中心として大西洋文明圏を形成しました。
そして、そのイギリスの島嶼文明は、大西洋を渡り、アメリカ大陸において現代文明の奇跡を起こして太平洋文明圏を形成したのです。(78-254,1975.6.7)

 

天使長文化圏は、エジプトを中心として形成されたナイル川文明がその起源となり、これが地中海を中心とした半島文明であるギリシャ文明を経て、ローマ文明において結実しました。それでは、どうして文明の変遷は、西欧圏を回っていかなければならなかったのでしょうか。堕落したので、そのようにならざるを得なかったのです。(79-72,1975.6.1)

 

文明の発祥地になろうとすれば、春夏秋冬の四季が明確な地域であると同時に、半島地域でなえればならないのです。このような地域があるでしょう。半島地域というものは何ですか。陸地は天を象徴し、水は海を象徴するので、それを連結するのが半島だというのです。すべての天地の道理がそのようになっています。そのように見るとき、半島地域としてこの世界文化に貢献したのがイタリヤ半島です。これが、過去の文明の経由地です。今まで歴史時代の権威をもってきたのが、このローマを中心とした半島文明、総合文明地域だということを知らなければなりません。また、エジプト文明、ギリシヤ文明を経ました。総合地になったというのです。(107-300,1980.6.8)

 

島国としての日本は、アジアで初めて西洋文明を定着させました。次は、半島文明時代です。韓半島は、東洋と西洋の文明が一致する場所です。歴史学者シュペングラーが指摘したように、文明は、1年に春夏秋冬があるのと同じように興亡を繰り返しています。今は、大西洋文明の時代が過ぎ去り、太平洋文明の時代が来る時です。(115-171,1981.11.10)

 

韓国は、いかなる民族でしょうか。イタリアの半島文明圏を再び起こして、それを蕩減することができ、文化圏の世界史的伝授を受けなければならない民族です。韓国は、そのような地域となっているのです。南北の統一は、民主世界と共産世界の統一を意味しています。そして、韓国が独立することは、イスラエル民族が失敗したことを復帰することになるのです。ですから、イスラエルも韓国も、共に1948年に国を取り戻したのです。(139-109,1986.1.28)

 

近代アジアで、最も短い歴史をもって世界の東洋と西洋の文化を吸収し、宗教を吸収したのは韓国しかありません。儒教から仏教、そしてキリスト教を受け入れたのです。この40年という短い期間で、西洋の文物を吸収し、その実を結ばせたのです。実は種と同じ立場なので、半島文明は世界を生かすことができる一つの起源となるのです。そして、そこから理想的に安着する愛の世界に越えていき、初めて幸福の基地となるのです。そうでなければ、世界に破綻が起きるのです。(179-122,1988.8.1)

 

いつだったか、半島文明について話してあげたでしょう? 「半島文明は、二重文化をもって発展してきた。そして、日本で火山が爆発する時は、韓半島を考えなければならない」と言いました。それで、「船を造っておきなさい」と前から話しておきました。船を造りましたか。それは、そのようになるかもしれません。ですから日本人は、傲慢に振る舞ってはいけません。アメリカ人も傲慢に振る舞ってはいけません。太平洋の両側の沿岸で傲慢に振る舞えば、神様は、二つともそのままほってはおきません。アメリカも打たれ、日本も打たれます。先生は、そうなるように祈祷はしませんが、日本が誤れば、そのようにならざるを得ないというのは妥当な結論です。歴史的な善悪の審判から見れば、妥当な話だというのです。(198-237,1990.2.3)

 

ローマ教皇庁のある半島文明を中心として統一天下を成し遂げなければならなかったのに、そのローマ教皇庁が責任を果たせなかったので、イギリスに移っていったのです。これが回ってくる時には、必ず島国である日本を通じて入ってくるのです。日本は、イギリスの文化圏を受け継いだのです。ですから、これ(日本の繁栄期)は、1968年から1988年までの120年間です。サウル王、ダビデ王、ソロモン王の120年期間と同じように、明治、大正、昭和までがちょうど120年です。昭和天皇が1989年1月に亡くなりました。そうでしょう? ちょうど120年です。この期間で、イギリスの文化圏をすべて受け継いだのです。西洋文学において、「演劇ならばイギリスだ」と言います。そうではありませんか。現代の機械文明も、研究はイギリスがしましたが、その結実はドイツがもっていきました。それは、そのようにならざるを得ません。サタン側だからです。(199-78,1990.2.15)

 

アダムとエバが堕落することにより、数億年という長い歴史過程を経ながら蕩減してきました。血を流しながら蕩減してきたのです。今日、文総裁が歴史の理論的背後をくまなく暴き、破れたものは縫い合わせ、穴が開いたものは埋めているのです。そのようにして、堕落していない本然的姿を備えて越えていかなければなりません。ゆえに、神様を中心として、アダムとエバと3人の天使長を復帰しなければなりません。それが韓国に来て実を結ぶのです。韓国と日本がしなければなりません。半島と島がするのです。イタリア半島が誤り、イギリスが誤ったことを、蕩減復帰しなければなりません。ローマ教皇庁を中心として、半島文明が世界を支配しました。これを蕩減するために、新たにアメリカを中心として摂理してきたのです。イエス様をアジアで殺したので、殺したイエス様の体を取り戻して、万国解放と地上天国理念のラッパの音を、このアジア地域で鳴り響かせなければなりません。(207-270,1990.11.11)

 

その次には半島です。韓半島を経なければなりません。それで、半島を蕩減しなければなりません。ローマ教皇庁と同じように、世界的全権を代表した統一教会を中心とした半島文明圏時代に入っていくのです。ここに世界文化史および宗教全体を蕩減すべきローマ教皇庁のようなものが生まれようとするので、共産主義理念に対峙して民主主義が生まれるのです。共産主義はサタン側であり、民主主義は神側です。このような対決が展開するのです。(225-30,1992.1.1)

 

韓半島が男性の生殖器ならば、日本は女性の生殖器です。これは一つにならざるを得ません。これが一つになってこそ、統一天下の時代が来るのです。それで、「韓国をアダム国家、日本をエバ国家」と言うのです。(251-147,1993.10.17)

 

②原理的に見た半島文明の役割

 

歴史というものは、本当におもしろいのです。文化の発祥地を見ても、陸地と海が接する港や半島などの場所が文明の発祥地となりました。同じ道理です。ギリシャ文明やイタリア文明などの古代文明の発祥地を見れば、大きな海や半島や川に沿っているのです。文明がそのような所で発達したということは、歴史的な事実です。なぜでしょうか。お互いに合流するからです。私たちは、合流の調和を通じてすべてのものが形成される、ということをおおよそ知ることができます。(95-23,1977.9.11)

 

文明の発祥地を地理学的に見るとき、気候を中心として発展したとすれば、理想的地域とはいかなる地域でしょうか。春夏秋冬があると同時に、海と陸地を連結することができる地域が理想的地域だという結論が出てきます。気候的に春夏秋冬が加味された地域です。春夏秋冬の四季がはっきりしている地域であると同時に、半島地域でなければなりません。その半島地域というものは何でしょうか。陸地は天を象徴し、水のある所は海を象徴しているので、それを連結するのが半島だということです。世の中はそのようになっています。すべての天地の道理がそのようになっているのです。そのように見るとき、半島地域であり、この世界の文化に貢献した所とは、イタリア半島です。これが過去の文明の帰結地であり、今まで歴史時代の権威をもってきたのが、このローマを中心とした半島文明、総合文明地域だということを知らなければなりません。これはまた、エジプト文明とギリシャ文明を経て、総合地となったのです。(107-300,1980.6.8)

 

私たちは、海に囲まれた半島国家が歴史的に貴重な文明を花開かせたということを知ることができます。偉大な宗教理念と思想の多くは、半島国家で発生し、それが人類の精神世界を指導してきました。バルカン半島で発生したギリシャ哲学、イタリア半島で花開いたキリスト教文化、インドのヒンズー教文化と哲学、アラブ半島のイスラム文化、東南アジアの半島で結実した仏教文化、イベリア半島での航海術、スカンジナビア半島でのゲルマン文化などがそうです。このように、半島国家が世界文化史に最も大きな影響を及ぼしているのです。(279-208,1996.8.20)

 

地球は陸地と海洋で形成されています。海は最も単純な生命の誕生をはじめとして、母の役割を果たしてきました。海は養育し、抱いてくれるので女性を象徴し、陸地は男性を象徴しているということができます。したがって、海洋に位置する島嶼国家は女性を表し、大陸国家および大陸に連結している半島国家は男性を表しているということができます。特に半島国家の国民には、大陸と海の両面からの敵に備える生活から生まれた強靭さと勇猛さがあります。また彼らは、開拓し、探険する進取の気性に富んでいると同時に、きらびやかな文化を花咲かせ、またそれを世界に伝播しました。(279-208,1996.8.20)

 

私たちが住んでいる地球は、陸地と海洋に分かれています。その中でも半島は、地理学的に見ても、大陸と海洋を連結する中間的位置にあります。古くから半島は、文明の形成において、常に注目するに値する場所となってきました。古代文明が繁栄したギリシャやローマも半島にあります。スペインとポルトガルの文明も、イベリア半島という半島で発達しました。しかし、今日このような文明は世界へ拡大され、そこに新しい東西文明が出現しなければなりません。この文明の出現地がアジアの韓半島です。(115-171,1981.11.10)

 

イギリスがエバ国家でアメリカがアベル国家、そしてフランスが天使長国家ですが、母が息子を抱いて取り戻してくるのです。失ってしまったものをそのように取り戻せば、次には父を取り戻すのです。アダムの国を取り戻してくるのです。アダムの国は、来られる再臨主の国ですが、それが韓半島です。なぜ韓半島なのでしょうか。それは、イタリア半島と同じです。旧約時代において教皇庁を中心として失ってしまったものを、蕩減復帰しなければなりません。イタリア半島を中心として西洋で失ってしまったものを東洋で取り戻さなければならないので、半島である韓半島が世界的な問題となるのです。韓半島は、死亡と生命の境界線です。南北が共産主義と民主主義に分かれ、北側には金日成がいて、南側には文総裁がいるのです。すべてこのようになっています。北朝鮮では、金日成のことを「お父様」と言うでしょう? 韓国でも、文総裁のことを「お父様」と言うでしょう? 「真の父母」と言うではありませんか。誰がこれを解放するのでしょうか。大統領にはできません。これは、私の手にかかっているのです。(201-52,1990.2.28)

 

地中海にあるローマ教皇庁が千年歴史に強大国という名前をもちながら、どうして今まで滅びることなく残されてきたのでしょうか。地中海とローマは、女性と男性が一つになっている状態と同じです。凹凸が一つになっているのです。そして、世界的な基準においては、太平洋文明圏を中心として韓半島がそのような立場から日本に囲まれているのです。これは、それと全く同じ状態です。そのような所は、インドネシアでもなくシンガポールでもありません。アジアにおいて韓国しかありません。それゆえに、東北アジアにおける3カ国が問題です。この3カ国を掌握すれば、アジアを掌握するのです。(259-249,1994.4.10)

 

韓半島は、どのような立場に立っているのでしょうか。ローマと同じ立場に立っています。ローマ教皇庁と同じ立場にあるのです。それでは、韓国とはいかなる国でしょうか。韓国は、歴史時代のあらゆる宗教と人類を神様のみ旨に適うように収拾し、統一的な世界と統一的な天国を建設する責任を果たす国とならなければなりません。なぜでしょうか。半島を中心として、すなわちローマ教皇庁を中心として世界を動かした教皇権を代表し得る文化終着点時代に入っていくからです。
文化的背景を中心として南北が統一され、そのような位置をつかめば、世界の宗教を動かし、世界の万民を動かし得る位置に立つのです。そして、そのようになってこそイスラエルを選ばれた神様のみ旨に一致し得る宗教圏が顕現するのであり、神様のみ旨に一致し得る民族圏、国家圏が形成されるのです。(168-312,1987.10.1)

 

ローマ教皇庁が一つの独立国家として伝統を引き継いできたように、アジアにおけるローマのような立場にあるのが韓半島です。これが強大国に挟まれてきたのですが、今まで滅びずに残っています。歴史的に、この国が南北に分けられたことはありませんでした。もちろん三国時代はありましたが、本格的に世界的な思潮と世界の国を引き込んで南北に分かれたのは初めてのことです。南北が闘うということは何を意味するのでしょうか。イエス様を中心として見るとき、心と体が半島で分かれたので、その心と体が分かれたことを蕩減復帰するためには半島で一つにしなければなりません。ゆえに、地政学的見地から見ても、韓国に主が来なければならないのです。(195-197,1989.11.15)

 

今、日本は、どこに帰っていかなければならないのでしょうか。イタリア半島のような所へ帰っていかなければなりません。そして、大陸に連結しなければなりません。そのようなことができる焦点が韓半島です。それはインドシナ半島でもなく、マレー半島でもなく、シンガポールでもありません。ただ一つ、極東でなければなりません。そのような地域は、韓半島しかありません。(204-161,1990.7.8)

 

韓国はアダム国家であり、日本はエバ国家です。なぜ日本がエバ国家ですか。日本は島国です。島はいつも陸地を思慕するのです。海は、女性を象徴するでしょう? 島国は、女性を象徴するのです。これが韓半島と日本を中心としてなされた成されたのです。ここに3天使長と同じ国があるのですが、アジア的天使長が中共であり、西欧キリスト教的天の側の天使長がアメリカであり、悪魔的天使長がソ連です。これが3天使長です。(207-270,1990.11.11)

 

太平洋文明圏時代は、韓半島を中心として展開するのです。日本は、女性の子宮とちょうど同じです。これが一つにならなければなりません。ゆえに、日本は、キリスト教が過ったこととイギリスが過ったことを、すべて蕩減復帰しなければなりません。また、韓半島を中心として、ローマ教皇庁が過ったことを、収拾しなければなりません。ローマ教皇庁やキリスト教以上の再臨理想王宮圏をつくり、イエス様の体をアジアで失ってしまったので、アジアにおいて、再びキリスト教文化圏を霊的、肉的に合同させて統一文化圏をつくっていかなければなりません。(226-134,1992.2.2)

 

韓半島がアダム国家ならば、日本はエバ国家です。それでは、どうして韓国がアダム国家なのでしょうか。地理的に見るとき、韓半島は男性の生殖器と同じです。ローマがちょうどそのようになっています。地中海は女性の陰部と同じであり、イタリアは男性の生殖器と同じです。ですから、この二つが一つにならなければなりません。このような所は、常に文化が離れることができない地域です。一つの文化が帰着すれば、そこを離れることができないのです。なぜなら、愛の基盤の上に立ったのと同じ立場だからです。地政学的に見ても、ローマと地中海は二人の男女が合わさったのと全く同じだというのです。(235-80,1992.8.29)

 

世界の文明の方向は、世界を1周しながら発展していきます。すなわちエジプトの大陸文明、ローマとギリシャの半島文明、イギリスの島嶼文明、そしてアメリカの大陸文明に至り、その大陸文明は、再び西に進んで太平洋を渡って日本の島嶼文明を経由し、最終的には韓半島文明に集結してアジアに連結されるのです。ここで結実する文化は、高次元的文化であり、それは新世界を創造することでしょう。(115-171,1981.11.10)

 

歴史の流れは、そこ(アメリカ大陸)で終わりません。この文明圏は、太平洋を渡ってイギリスに相当する島国日本で新しい島嶼文明の花を咲かせ、イタリア半島に相当するここ韓半島において、その昔のローマ文明に匹敵する人類総和文明を築き上げ、アジア大陸を連結して一つの世界を成すことでしょう。そのようにして新しい統一文明圏を形成しようとされる神様のみ旨を、私は、よく知っているのです。(78-254,1975.6.7)

 

太平洋を見ても、韓半島が侵略されると大変なことになるので、日本列島によってこのように防いでいるのです。それは何かというと、女性は肉と同じであり、男性は骨と同じだということです。骨と肉は一体です。それが二つになっていれば、それは別個のものです。愛を中心として二人が必要なのです。ですから、いくら多くのアダムがいても、そこにはエバがいなければなりません。そのような方法で世界的に協助して、天宙的な愛の実を結ばなければなりません。(183-164,1988.10.31)

 

日本がなぜ福を受けるのかというと、日本はエバ国家なので、エバが堕落することによって失ってしまったすべてのものを、物質から復帰するためです。世界の物質の祝福を受けた日本を中心として、どこへ行かなければならないのでしょうか。韓半島を経て中国大陸へ行かなければなりません。中原天地(注:中国のこと)へ行かなければなりません。本来、イエス様が来られた当時は、中国とインドが文化国であり、宗教国でした。ゆえに、イエス様が来られた時に、ヒンズー教と仏教を中心とした文化圏と三位一体となってローマ帝国を吸収する責任を果たさなければならなかったのです。その時に、ユダヤの国と中東のアラブ圏が一つになっていれば、自然にインドと連結されていたはずです。インド人は、その人種自体がヨーロッパ系です。そのインドがアジアと連結され、すなわちインドがミャンマーを通じて中国と連結され、その中国の宗教文明圏と連合した世界的版図を中心としてローマを消化していれば、その時に一つの天国を形成していたはずです。(135-317,1985.12.15)

 

日本は、海にぽっかり浮かんだ島ですが、ここ(韓国)は大陸と連結しています。より大きな大陸こそ、神様の願われる第1故郷となるのです。「島は、第2故郷だ」と言うことができます。島は常に陸地を慕うのです。そのようなことを理解し、ここ韓国においてだけでなく、中国やソ連など、この大陸全体を中心として、より大きい故郷の因縁を広げることができなければなりません。そのようにして、神様がこの地上の私たちの故郷において、「世界のすべての人々と共に暮らすことができる所こそ、理想的な場所だ」とおっしゃることができるようにしなければなりません。そのような生活を送ろうとする人々は、霊界に行っても、解放圏をもって暮らすことができるのです。国境がなくなるのです。(209-19,1990.11.24)

 

これまでの文明は、ローマを中心として1200年の歴史を代表し、ローマがその権威を立ててきました。それと同じように、今からはアジアの韓半島を中心として新しい千年世界を経て、永遠の文化圏が形成されるだろうと思っているのです。それを実際に蕩減しなければなりません。それが韓半島です。(168-67,1987.9.1)

 

2)韓半島と摂理的使命

①韓半島は世界の縮小体

 

大韓民国は、韓半島において共産主義と闘って勝利しなければならない宿命的な立場におかれています。大韓民国が共産主義と闘って勝利すれば、世界に雄飛するでしょうし、反対に共産主義に敗れた場合は、形跡もなく消え失せてしまうことでしょう。敗亡の悲惨な運命は、その例をベトナムがよく見せてくれています。北朝鮮は悪を代表し、大韓民国は善を代表しています。北朝鮮は悪魔が支配し、大韓民国は神様が共にいらっしゃるのです。このように、韓半島は世界において善と悪が最も激しく対抗している世界史的地域となっており、この地域で善が悪を打ち破って勝利すれば、世界のすべての悪は滅びていくのです。神様は、全摂理史において、韓国国民と全世界の自由人が一つになり、このような全体的勝利を収めることを待ち焦がれていらっしゃるのです。(129-331,1983.12.14)

 

韓民族は、5000年の悠久な歴史をもった文化民族であり、早くから敬天思想に染まり、豊かな精神的生活をなしてきました。私たちの先祖は、仏教と儒教を受け入れ、その文化をまばゆいばかりに花咲かせ、またそのキリスト教伝来の歴史は、短いながらも今日、名実共に世界を代表する熱心なキリスト教国家となっています。それだけでなく、様々な高等宗教が民族の精神文化の中に溶け合って調和的に善の影響を及ぼしていて、現実においても、この地には様々な宗教が共存しているという特異な様相を見せてくれています。
本来、敬天思想が強い韓民族の本性を考えれば、無神論の共産主義が韓半島に根を下ろすようにはなっていなかったと思っています。神様が生きていらっしゃるならば、韓民族を立てて共産主義を打破する試験を世界に見せてくださるはずだ、ということを私は確信しています。(130-13,1983.1.2.18)

 

この民族(韓民族)の試練は、この民族自体だけのものではなく、摂理的なものであり、神様は、この民族がそれを克服することを待ち焦がれていらっしゃいます。東と西、南と北の出会い、そして精神と物質、唯心と唯物の対決と混沌は、世界史の総合的遺産だということができますが、それらが集約されて、この韓半島において渦巻いているということも、ちょうど新時代をはらんだ妊婦の苦しみと同じです。
韓民族の民族的、国家的困難は、神様のみ旨と摂理を離れては解決できず、韓国単独ではなく世界との関係の中においてのみ、その解決は可能であると思っています。今こそ韓民族は、神様のみ旨を悟り、神様が世界の精神界を指導する目的で送られた方に従って、その苦難を乗り越えていかなければなりません。(135-238,1985.12.11)

 

歴史時代において統一教会がその基準に従って、韓半島を中心として周辺の強大国が関心をもって集まるようになったのです。ソ連もそうで、アメリカもそうで、中共もそうで、日本もそうです。このように集まったのは、ある一時に活用しようとしたからです。ここから世界的に神様のみ旨を連結させることができるキリスト教文明圏の旗手が現れて、キリスト教の統一連合運動をしなければならなかったのです。7年以内で、世界のキリスト教を平定するのが先生のみ旨でした。(135-317,1985.12.15)

 

②韓半島を中心とした統一文化圏

 

ローマを中心としてすべてのヨーロッパ文明圏が一つになったように、そのローマがある半島と同じ役割を再現する場所が韓半島です。ゆえに、韓国と日本とアメリカを連結させなくては、世界問題を収拾することはできません。これが現在の立場です。(166-294,1987.6.14)

 

皆さんは、韓国を愛さなければなりません。韓国を立てられた神様のみ旨が成され、韓国は祖国にならなければなりません。将来、韓半島全体は、聖地にならなければなりません。韓国の地である満州の遼東半島を取り戻さなければならないのでしょう? イスラエル民族はイエス様を売ってイスラエルの国を取り戻しましたが、再臨主という名前をもちながら、昔、先祖が住んでいた地を私が取り戻すことができないでしょうか。ソ連が妨害しても、すべてを押しのけるのです。昔、宋の時代にロシアに奪われたものを取り戻し、私たちの先祖の住んでいた地を回復するために交渉しなければならないと思っています。(168-49,1987.8.30)

 

ちょうどここから30マイル北に行けば、そこには北朝鮮があります。民主主義と自由理念は、この世界で最も閉鎖された北朝鮮の金日成共産集団と対峙しています。分離された世界のうち、一方は神様を認める世界であり、もう一方は、それとは正反対に神様を否定する世界です。極と極を成している二つの世界の差異点を、この韓半島以上に顕著で明確に表している場所はありません。韓半島は、自由と独裁、善と悪、民主主義と共産主義が闘争する全世界の縮小版です。(168-234,1987.9.21)

 

現在の世界情勢から韓国を中心とした周辺国家を見るとき、韓半島で紛争が起きれば、強大国は互いに都合が良くありません。特に中共は、今後科学技術の発展を促進して先進国の仲間入りを果たそうとしています。そのためには復興しなければなりません。しかし、ここで北朝鮮が南侵をすれば、相当な支障が生じるのです。中共は、今後、韓国と交流したいと考えているのです。私は、そのことをよく知っています。日本ではどうしていけないのでしょうか。日本は侵略した国です。ですから、経済的にも侵略をしてくると考えているのです。中共が韓国と結びつこうとしている立場から見れば、中共自体は北朝鮮の南侵を願っていません。では、日本は、どうでしょうか。日本自体もそれを願いません。韓国と交流しようとしているのです。(170-212,1987.11.15)

 

中国の人口は、12億です。アメリカは2億4000万であり、ソ連は2億7000万です。世界を指導する先進国、「我こそは」と言う国はたくさんありますが、韓国は、今までどれほどしがない存在だったでしょうか。これは、しがない存在にもなれず、愚かで哀れな国だったのです。5000年の長い歴史の中で、中原天地(注:中国のこと)はすべて私たちの領土でした。我が民族は、戦争を好みません。平和を愛好する民族です。それゆえに、勃海族に対しては歴史にも残っているでしょう? それが今まで学界で問題になってきているでしょう? 東夷族といって、彼らが韓半島に流れてきたといっています。中原天地にいた彼らは、数多くの民族が対決する荒れた原野で暮らすのが嫌で、豆満江、鴨緑江を渡ってこの韓半島に逃げてきた者たちです。(172-279,1988.1.24)

 

過去の善人の代身となり、皆さんが願った理想的家庭の基盤を中心として、氏族、民族、国家を編成するために南北統一の解放を主張する過程にあるので、その解放の花が咲く日には、万国にエベレスト山頂よりももっと高く統一の旗が翻り、歴史的に誇り得る時代が韓半島に訪れてくるのです。そのような驚くべき事実を知らなければなりません。それを知らなければ、先生が成し遂げた実績が皆さんを呪って審判することでしょう。血と涙の交差する死の峠を押しのけてきた恨と、ここに結晶した歴史的実績が皆さんを審判することでしょう。(173-115,1988.2.7)

 

日本という国は島国です。結局は、島国が孤立して生きることはできません。それゆえに、ある大陸と関係を結ばなければなりませんが、今は、太平洋を渡ってアメリカ大陸と関係を結んでいます。彼らは、40年前に第二次大戦を中心として怨讐でした。怨讐となって争った歴史をもっているのです。それでは、日本はどこに行くべきでしょうか。太平洋を渡ってアメリカに背負ってもらうのでしょうか。大陸に接するべきでしょうか。これが問題です。最も近い道は、韓半島を通じて行くことです。シベリアを通じて接しても、行くことはできません。中共とそのまま接しても駄目です。中共に入っていっても、混乱した中共を消化することはできません。12億の中国の国民を消化することはできないのです。また、膨大な共産世界の主導国家であるソ連を日本が消化することはできません。このように見れば、日本自体は、アメリカを中心として韓国と連結する以外にはないという実情にあるのです。(174-14,1988.5.15)

 

皆さんも知っているように、日露戦争は韓半島ゆえに起きました。日清戦争も同じです。大東亜戦争の起源を見れば、蘆溝橋で日本兵たちが米国人宣教師中心として韓国人と事件を起こして大東亜戦争が起きたのです。結局、近代アジアの動乱の起源は、すべて韓国からです。韓国が基地です。中国も、韓国が必要です。韓国は、実に不思議な所です。ソ連が必要とし、日本も必要としています。日本は、大陸と連結しなくては政治的版図を世界へ伸ばしていくことができません。このように見るとき、もし北朝鮮がソ連を背景として「南北総選挙をしよう」と言い、韓国でも「38度線を撤廃しよう」と言えば、ソ連がどれほど喜ぶでしょうか。ソ連は、何が必要なのでしょうか。ソ連は、韓半島要塞基地が必要なのです。この韓半島を占領すれば、日本の襟首をつかむことになるのです。そして、中国の胸元に銃を突きつけることにもなるのです。(178-12,1988.5.27)

 

今は、文総裁が国を取り戻すことができる段階に入っていく時です。ゆえに、与党が主人でもなく、野党が主人でもありません。四つの強大国に包囲されている韓半島は、その4大主人の前に小さくなっているのです。それでは、その国家的中心は何かというと、それが統一教会です。「南北を統一しよう」という話も、私が最初に言ったのではありませんか。南北を統一しようというのです。南北統一政権をつくろうというのです。そのように見るとき、南北を統一しようとすれば、東西南北の四つの大国を消化することができる能力をもたなければなりません。今まで、アメリカから日本、中共、そしてソ連においてまでも、この活動をしてきました。そして、今やレバレンド・ムーンが打ち込んでおいた錘を上げ、これが一つになる時代に入っていくのです。(178-231,1988.6.4)

 

韓半島を中心とした脈というとき、その脈とは何かというと、それは韓国の運命や運勢と通じるのです。天運とも通じます。国運とも通じるはずです。国運とは何でしょうか。国の運、国が転がっていく方向です。このように思います。韓国が転がっていくとき、すなわち韓国が生きていくにおいて、韓国の脈拍がよく打ち、よく連結すれば、大韓民国は、発展することができるのです。そのような大韓民国が世界の天運と脈拍を共にし、天運を協助して一つの世界をつくっていかなければなりません。(178-265,1988.6.8)

 

共産主義は崩壊しなければなりません。民主世界も崩壊しなければなりません。民主世界は人本主義であり、共産世界は唯物主義です。彼らは神様を追放してしまいました。ローマ教皇庁は、神本主義を中心として世界統一を成し遂げ、理想的王権を立てようとしましたが、それが失敗したので、再び戻って蕩減して越えていくのです。大陸を中心としてイギリスを蕩減し、イタリア半島でローマ教皇庁が過ったことをアジアにおいて復帰しなければなりません。そのため、アジアにおいてローマと同じ半島を復帰しなければなりません。それが韓半島です。(188-315,1989.3.1)

 

イタリア半島の教皇庁で統一することができなかったので、再び半島を通じて統一しなければなりません。その場所が韓半島であるということをサタンは知っているので、4000年を蕩減するために日本が40年間支配する時代に入っていくのです。その40年間の支配を受ける国こそ、再臨主、アダムが来られる理想の国だということを皆さんは知らなければなりません。歴史発展の帰趨から見るとき、また蕩減復帰の原則から見るとき、韓半島に再臨主が来なければならないという理論的な根拠が、ここから出てくるのです。
ここでイギリスとアメリカとフランスが一つになって、どのような国を訪ね求めていくのでしょうか。アダムの国を訪ね求めていくのです。父の国を訪ね求めていくのです。父を取り戻さなければなりません。父の国を訪ね求め、アダムの国を訪ね求めていかなければなりません。(189-93,1989.3.19)

 

これは、レバレンド・ムーンの考えではありません。原理観です。韓半島の統一は自動的に訪れます。韓国がエバを抱いて一つになれば、天使長たちが完全にアダムとエバに献身するようになるのです。それが原理観です。(189-104,1989.3.19)

 

太平洋文明圏とは何かというと、「来られる父」主義の版図を形成するための準備文化です。ここで統一的文化圏を展開し結束した一つの文化を終結しなければならないので、父母文化を中心として言語統一、文化統一、国家統一が起きてくるのです。そのような時になっていくのです。そして、それは韓半島を中心として連結してくるのです。(193-225,1989.10.4)

 

韓国は、地政学的に非常に微妙な位置にあり、昔から強大国の勢力拡大のための要地となり、歴史的な犠牲を払ってきました。東西両極時代に代表的な苦難を経た我が祖国は、多元化と和解の時代を迎えたとしても、その国益が保障され、民族的な問題が解決されているわけではありません。韓国を中心とした四つの強大国、すなわちアメリカ、日本、ソ連、中国は、韓半島に各々重要な関心と利害関係をもって互いに絡み合っています。私は、神様の摂理的観点からこのような韓国の状況を、世界と歴史の縮小体として見つめています。それゆえに、すべての歴史的因縁と世界的問題が直接、間接に韓半島に連結しており、韓国は世界問題の縮小体となっているのです。したがって、世界問題の解決は、韓国問題の解決と不可分の関係にあります。(193-317,1989.10.12)

 

母が西側の果てならば、父は西側から現れるようにはなっていません。女性が西側の果てならば、男性は東側の果てでなければなりません。「極東」という言葉も、このような面で意味があるのです。また韓半島という所は、男性と女性が連結する場所です。陸地が男性を象徴すれば、海は女性を象徴しています。ゆえに、常に島の人々は常に陸地を慕うのです。彼らが陸地を訪ね求めてきて上陸する時は、常に半島に上陸します。それゆえに、西欧文明においては、今までイタリア半島が伝統的因縁を中心として、千年以上の歴史を経ながら、世界のキリスト教文化圏の中心としての権限を行使してきましたが、その反対に位置する極東においても半島が問題となるのです。(196-162,1990.1.1)

 

今、日本は、どこに帰っていかなければならないのでしょうか。イタリア半島のような所へ帰っていかなければなりません。そして、大陸と連結しなければなりません。そのようにできる焦点が韓半島です。インドシナ半島でもなく、マレー半島でもなく、シンガポールでもありません。唯一、極東でなければなりません。そのような地域は、韓半島しかありません。その韓半島の歴史は、イスラエル民族の歴史と似通っていなければなりません。
なぜなら、ユダヤ教の延長がキリスト教だからです。そして、単一民族として長い歴史をもつ中で受難を受けなければなりません。多くの血を流さなければなりません。正義の人々でなければなりません。歴史時代において、奸臣たちによってどれほど多くの血を流したでしょうか。さらに、朝鮮王朝の500年期間、600年に相当する期間をそのように生きてきたのです。この6数を蕩減しなければなりません。そのような時代だったので、多くの善なる血を流したのです。(204-161,1990.7.8)

 

私は、統一教会の悲惨な運命の道を40年間歩んできましたが、滅びませんでした。なぜでしょうか。このことを知っていたからです。私が願う家庭的基準がこうであり、私が願う国がこうであり、私が願う世界がこうであり、私が願う神様はこうだというのです。そのような私の願いが、神様の願いであったということを知ったのです。
それゆえに、投入して、投入してまた投入すれば、それは循環して、ある軸を中心として定着する、世界史的な一つの定着地が必ず生じてくるのです。できれば、それが韓半島の38度線を中心として成し遂げられることを希望しているのです。さらには、先生の故郷を中心として、これを着地させようという思いをもっています。それで、今、故郷の地に向かって前進しているのです。(208-226,1990.11.18)

 

南北が交差する中で展開した闘争の場において、韓国の自主独立の1日を願いながら身もだえしたのです。この韓半島が新しい寵児として生まれるためには、産みの苦しみを経なければなりません。そのような立場から南北が交差するようになっているのです。民主世界と共産世界を代表した一つの先陣基地となり、両分される悲惨な国家的運命を迎えるようになっているのです。誰が、これに責任を負わなければならないのですか。韓国民族が、その責任を負わなければなりません。韓国民族が責任を負うのですが、将来の韓国の行くべき道を知らない人が、その責任を負うことはできません。もし、それを知っていれば、韓国の伝統的歴史を通じて、韓国のこのような悲惨な姿を、彼ら自身が収拾していたはずです。「収拾しなければならない」と考えた人、あるいはそのような愛国者もたくさんいたはずです。しかし、それができなかったということは、人間だけで解決できる韓半島ではなかったということです。それを知っていたので、天意による摂理史的な韓半島とはどのようなものかを知っている先生としては、開拓の一路を準備せざるを得なかったのです。(211-135,1990.12.30)

 

韓国と日本が合同で北朝鮮を動かし、南北統一を主導しなければなりません。そうでなくては、韓半島と日本は、一体化できません。(212-140,1991.1.2)

 

③韓半島統一は世界統一の模型

 

韓国を中心として統一を果たさなければなりません。そのようにすれば、次には韓半島を中心としてエバ国家である日本を一つにし、中共を一つにし、ソ連とアメリカを一つにしなければなりません。既に、そのようにすることができる基盤を、すべて築きました。先生が、すべて築きました。この国に入ってきて、外的なカイン世界に基盤を築くための活動をしました。今まで、政治世界、経済世界の基盤を築くために、彼らのために活動したのです。統一教会の文総裁に反対する人は、次第にいなくなるのです。既成教会に何人かの反対する人たちがいますが、今では、南北統一する人は、私しかいないということをすべての人が知っているのです。(214-306,1991.2.3)

 

韓半島が南と北に分かれましたが、これは世界が分かれたことを意味しています。今や、統一の運勢を集めて回ってこなければなりません。誰がこれを南北に分けたのですか。日本が分けたのです。ゆえに、南北統一の基金は日本が出さなければなりません。そのようにしようとすれば、日本の国民を教育して総動員しなければなりません。それができる人は、文総裁しかいません。それをするのです。南北統一の基金はどこで出さなければなりませんか。日本が出さなければなりません。(226-134,1992.2.2)

 

蕩減復帰において、日本は、失敗したイギリスに代わり、経済王権を中心としてアジアと全世界に影響を及ぼすことができる立場に立つようになったのです。ここで失敗すれば終わりです。ここで真の父を迎えなかったので、大陸を失い、半島を失い、島を失ったのです。ゆえに、それを蕩減するために大陸に戻り、これを反対から蕩減しなければなりません。ここで、その大陸がアメリカであり、島が日本であり、半島が韓半島です。それで、大陸に戻ってくるのです。(227-67,1992.2.10)

 

アダムの怨讐がエバであり、エバの怨讐がアダムであり、アベルの怨讐が父母であり、カインの怨讐が父母です。そして、アベルとカインの兄弟は、お互いが怨讐です。このように、すべて怨讐です。怨讐たちが闘って掌握しようとしている所がどこかというと、韓半島です。韓半島は、最後の歴史を終結させる場所です。これを文化史で見れば、共産主義と民主主義の決着点です。南韓と北朝鮮がそのようになっているのです。共産世界を代表して再臨復活した父親の格位に当たるのが北韓の金日成です。それから、民主世界を代表し、キリスト教を中心として再臨復活した父親の各位に当たるのが文総裁、真の父母です。父母が二人出てきたのです。今までこの韓半島は、アジアにおいてアメリカや中国やソ連が手放すことができない立場にあります。日本は結婚していないエバであり、きらびやかに着飾った完璧な美人になっているのです。ですから、ソ連も中国も、そしてアメリカも、これを取って食べたいと思っているのです。天使が堕落する時と、全く同じです。(228-231,1992.4.3)

 

神様は、韓半島を愛していらっしゃいます。韓国だけを愛しているのではありません。今まで北朝鮮は、愛することができる立場になれなかったのですが、今からは、北朝鮮を助けてあげなければなりません。ヤコブがエサウを助けてあげたのと同じように、すなわちヤコブがエサウの長子権を受け継ぐために、受難を経ながら21年間、準備した財物をすべて捧げたのと同じように、文総裁にも、北朝鮮の人々を先頭に立てて、食べさせて、生かす道を開拓しなければならない責任があります。そのためには、カインの立場の政府と、アベルの立場の文総裁が一つにならなければなりません。(228-235,1992.4.3)

 

死ぬべき金日成を救ってあげたのが文総裁です。双子の兄弟と同じです。韓半島の双子でしょう? ゆえに、互いに殺そうとするのではなく、助けてあげなければなりません。エサウとヤコブは兄弟でしょう? ヤコブが21年ぶりに帰ってくることによって兄の前にすべてのものを捧げたのです。エサウにとって祝福を受けた長子権を譲り渡すことは惜しいことでしたが、同じ兄弟の位置に立って福を譲り渡すことによって、イスラエルの王権が成立したのです。第3イスラエル圏にあるレバレンド・ムーンは、韓半島の南北を統一し、アジアの諸国圏を一つにしなければなりません。北と南はカインとアベルです。そのようにすることによって、イエス様がアジアで失ってしまった体を接ぎ木してあげなければなりません。(228-239,1992.4.3)

 

民主と共産に分断された韓半島は、世界の中心地であり、南北統一こそ世界の平和統一の鍵になるということを知り、今日まで私は、世界の各地で、この任務のために全身全霊を捧げてきました。昨年、1991年11月に、私が北朝鮮を訪問して金日成に談判したのもこのためでした。今や、世界のすべての宗教が統一される日も遠くはありません。韓半島の南北が統一される日も遠くはありません。(229-80,1992.4.10)

 

韓半島は、40年間、南北に分かれてきました。今、世界において第三次世界大戦勃発の最も大きな危険性をもっている場所は、中東のイスラエル地域と韓半島です。この二つの地域です。これらは、すべて宗教的背後をもってぶつかっています。金日成の主体思想は、サタンを中心とした宗教と同じです。北朝鮮は、完全にサタン的宗教圏です。その独裁については、到底、言葉では表現できません。この世界を統一できる宗教は、レバレンド・ムーンの統一教会しかありません。(229-125,1992.4.11)

 

今、世界には、宗教を中心とした中近東のイスラエル地域の問題と、民主主義思想と共産主義思想を中心とした、韓半島の韓国と北朝鮮の問題があります。この宗教と思想を背景とした両陣営の衝突によって第三次世界大戦が発生すれば、地上の人類は全滅します。そのような危険のまっただ中に立っているのです。誰がこれを平和の世界へと収拾するのでしょうか。(229-125,1992.4.11)

 

アダムとエバが一体化すれば、カインとアベルが統一の出発をするのです。そのようになれば、韓国と日本を中心として、アジアにおいて新しい理想的出発がなされるのです。アジアと西洋、すなわち東洋と西洋の一体化、そして、南北の一体化が成されるのです。それは、韓半島の南北のことではありません。南北における貧富の差のことをいっているのです。そして、東洋と西洋の文化の違いのことをいっているのです。ゆえに、世界的一体化は問題ではありません。(230-292,1992.5.8)

 

この国が40年前に先生を立てていれば、世界を主導できる長子権の王宮になっていたはずです。長子権の国になっていたはずです。第3イスラエル圏の定着国になっていたはずです。しかし、それができなかったので、二つに分かれたのです。イスラエルが北朝イスラエルと南朝ユダに分かれて闘ったように、韓半島が分かれたのです。これが再び回ってきて、文総裁を中心として統一的運勢を備えなければならなかったのですが、そのようにできなかったので、統一が成されませんでした。(230-346,1992.5.10)

 

韓半島が南北に分断されたのは、我が民族がそれを願ったのではなく、アメリカとソ連の2大国家、そして中国や日本など、周辺の強大国の影響によるものです。したがって南北統一も、私たちが韓半島の中に座ってただ統一を願ったとしても、それがそのまま訪れるのではありません。アメリカ、ソ連、中国、日本などが我が国を分断させたままで、国際秩序を主導している既存の状況を変えなければ、統一を成すことはできません。すなわち、韓半島を統一させる事業に、周辺の強大国が妨害するのではなく、協力するように、我が民族と韓国の主体的な影響力を養わなければなりません。(231-8,1992.5.11)

 

 

④アダム国復帰のための摂理的展開

イ)日本、アメリカ、ドイツを中心とした摂理

 

死亡の種を受けたエバが生命の種を受けるためには、アダムを中心としてカインとアベルの二人の息子を抱いてこなければなりません。蒔いたとおりに刈り取らなければならないのです。第二次大戦時、島国であるイギリスは、エバ国家としてアメリカというアベル的な息子を生み、天使長であるフランスを抱かなければなりませんでした。カインとアベルを抱かなければなりません。そこに相対しているのが島国である日本ですが、日本は、エバ国家としてドイツとイタリアを抱いたのです。全く同じです。
ドイツのヒトラーは、キリスト教破壊主義者です。ゲルマン民族第一主義思想をもって、精神的に、思想的に、すべてのものを破壊しようとしたのがヒトラーの思想です。そして、行ったり来たりするイタリアは、天使長です。サタン側の母の前に二人の息子と同じ立場に立ったのです。これを世界的に清算する闘いが第二次世界大戦です。そのように蒔いたので、秋になれば「毒麦」は切って捨てなければなりません。それを切って捨て、一人の主人圏内のキリスト教文化圏に統一したのが第二次世界大戦です。(207-269,1990.11.11)

 

アダムとエバが堕落する前は、アダムとエバを中心として神様と3人の天使長がいました。アダムを中心として見るとき、エバはアダムに従い、3人の天使長もアダムに従っていかなければなりませんでした。アダムを中心として、エバと3人の天使長が神様と一つになって天国に入っていくのが理想です。ゆえに、今、アダム格の代表である先生が、エバ国家である日本を動かし、アメリカを動かし、中国を動かし、ソ連も動かしているのです。それで、3人の天使長とエバ圏を迎える位置に戻ってきたのです。(199-84,1990.2.15)

 

韓国はアダム国家であり、日本はエバ国家です。なぜ日本がエバ国家なのでしょうか。日本は、島国です。島は、常に陸地を慕うのです。ですから、島国は女性を象徴するのです。これが韓半島と日本を中心として成立したのです。ここに3人の天使長と同じ国があるのです。そのアジア的天使長が中共であり、西欧キリスト教的な天側の天使長がアメリカであり、悪魔的な天使長がソ連です。これが、3人の天使長です。(207-270,1990.11.11)

 

イギリスは、エバ国家です。失われたアダム家庭においてエバが誤ったのです。その次は、カインとアベルです。カインとアベルが一つになれずに堕落しました。それを世界的国家形態で復帰し、結実したのがイギリスです。イギリスは、島国です。島国は、いつも陸地を慕います。これはエバを象徴するのです。母の象徴です。そしてアメリカは、アングロサクソン民族を中心としてエバ国が生んだ国です。ゆえに、アベルです。それからフランスは、天使長です。イギリスとも闘い、アメリカとも闘って怨讐ですが、これが終末になって連合軍を中心として、イギリスとアメリカとフランスの統一が起きたのです。(277-34,1996.3.24)

 

今まで、先生がアメリカでしたこととは、アダム国家とエバ国家、それからカイン国家とアベル国家の復帰です。アダムが堕落して種を蒔いたので、これを世界的国家基準において蕩減復帰しなければなりません。韓国がアダム国家、日本がエバ国家、それからアメリカがアベルの立場です。長子権復帰を成し、主権復帰を成すために出てきたのがアベル国家です。それからドイツは、サタン側のカイン国家でしたが、日本がエバの位置に立ったので、ドイツが天の側のカイン国家になるのです。
この四つの国が世界的な舞台の上で、一つの国の伝統を立てなければなりません。その舞台がアメリカです。自由世界のキリスト教文化圏であり、世界を指導するアメリカにおいて、先生を中心として、日本人、ドイツ人、韓国人、アメリカ人が一つにならなければなりません。アメリカが滅びるようになっているのです。アベル国家型が崩壊してきているのです。このようなことを収拾しておかなくては、アダム国家とエバ国家の立つ位置がありません。いくらアダム国家の位置にいたとしても、これが完全に崩壊してしまってはいけません。ゆえに、先生は、これを収拾するためにアメリカに行くのです。また、それをするのは、韓国人と日本人を連れていってアメリカ人を教育し、ドイツ人と一つにさせるためです。これらは、怨讐の国です。すべて怨讐関係にある国です。(141-224,1986.2.22)

 

先生は、韓国をアダム国家、日本をエバ国家に立てましたが、アメリカに行ってすべてが出会うのです。カインとアベル、旧教と新教が結束した基盤の上で、今までアダムとエバを中心とした結束運動を12年間してきたのです。(143-132,1986.3.17)

 

エバ国家がすべてなし、アダム国家がすべてなせば、その次には天使長国家です。3大天使長です。中国はアジアの天使長、アメリカはキリスト教文化圏である西洋の天使長、ソ連はサタン側の天使長です。この3人の天使長がアダム国家とエバ国家と神様と一つとなり、本然の相続権が引き継がれれば、それによって初めて、堕落しなかった個人的エデンの園の、神様とアダムとエバと3人の天使長の位置を世界的に蕩減復帰するのです。そこに真の父母が設定されることにより、真の父母の名前がある所には悪魔の勢力がいなくなっていくのです。今は、その時が来たので、真の父母を世界的に宣布するのです。歴史は、そのように流れていくのです。この話は、私の話ではありません。(209-297,1990.11.30)

 

アメリカは摂理的に見れば倉庫番です。知識倉庫、軍隊倉庫、物質倉庫、科学技術など、あらゆるものをもっています。しかし、主人ではありません。主人ではなくその管理人です。ゆえに、これらをすべて世界に分け与えてあげなければなりません。ところがアメリカは、何が何でもそれを独占しようしています。倉庫は天がコントロールするのです。その倉庫をアジアに移してくるのです。今はそれを日本がすべて引き継ぐのです。そうでしょう? 日本はエバ国家なので、天使長と一つになって失ってしまったものを再び取り戻すのです。エバがこのようにするのはアダムのためです。そうして、どこに行くのでしょうか。アダムの所に帰っていくのです。今アメリカは、韓国を捨てれば滅びます。カーターは、そのようにしたので首が飛びました。それは、意味もなくなされたことではありません。このようなことは、すべて摂理的見地からなされているのです。皆さんは、「なぜアメリカは天使長国家なのだろうか」と言って恨めしく思うかもしれません。しかし、キリスト教がそのようになっているのです。相対的です。再臨する時は、エバ国家を中心としてすべて民となるのではないですか。キリスト教文化圏は、新婦圏をつくるためにあるのです。すべての国は、天使長国家となるのです。(210-185,1900.12.19)

 

ロ) 二次大戦前後の蕩減復帰摂理

 

イギリスは、エバ国家です。そのエバが息子として産んだのがアメリカです。フランスは怨讐です。この3カ国が連合国です。
それから、枢軸国はどこかというと、島国であるエバ国家日本です。サタン側も神側と全く同じです。島国日本を中心として、ドイツもサタン側の息子のように極悪です。第一次大戦以降、日本は大東亜戦争を中心として、フランスの領土であるベトナムをあっという間に占領し、またシンガポールもあっという間に占領してしまいました。ドイツは、日本が自らの怨讐国をこのようにあっという間にやっつけるのを見て「日本を中心として一つになれば世界をのみ込むことができる」と考えたのです。それで、日本とイタリアと三国同盟を結んだのです。イタリアは天使長圏なので、行ったり来たりするのです。(228-222,1992.4.3)

 

キリスト教を抹殺しようとしている国を中心として、本来のエバ国家であるイギリスの代身、また本来のアベル国家であるアメリカの代身、そして本来のカイン国家であるフランスの代身として立てなければなりません。キリスト教文化圏を代身となったものをすべてサタンがもっていったので、アダムの位置にアメリカを掲げておいてエバを選択するのです。神様の好きなイギリスという頭をサタンが占領したので、神様は仕方なくその腰となる日本をつかんでくるのです。その次には、アメリカの腰をつかむのです。その次には、ドイツの腰をつかんだのです。
そのようにして、エバ国家、アベル国家、カイン国家の形態を再びつくりあげ、4000年の歴史を40年間で蕩減しながら、峠を越えていくのです。そのようにしなければ世界が滅びるのです。(228-225,1992.4.3)

 

キリスト教を中心としてエバ国家を代表したのがイギリスです。カインはフランスです。それから、アベルはアメリカです。アメリカは、イギリスが生んだ息子と同じです。世界的にそのような種を蒔いたので、そのような国が世界的に実を結ぶのです。そのように実を結んでこそ、お互いに闘ってきた国同士が、反対に天の側に復帰される立場となるので、イギリスを中心としてアメリカがアベル国家であり、フランスがカイン国家となるのです。この3カ国が一つになって連合国となるのです。サタン側はその反対です。日本はサタン側のエバ国家です。天照大神は女性神でしょう? これを中心として、サタン側のアベル国家がドイツです。ドイツは、歴史時代に600万人ものユダヤ人を虐殺しました。キリスト教全体を虐殺し、この世界を一掃しようとしたのです。(228-282,1992.7.5)

 

日本は、サタン側のエバ国家です。ドイツのヒトラーは、日本をはじめとしてイタリアと三国同盟を結びました。なぜでしょうか。ドイツにとっては、フランスとイギリスを打ち破ることが最高の目的となっているのですが、日本が、フランス領のベトナムとイギリス領のシンガポールを侵攻し、それをあっという間に飲み込むのを見て、「日本と同盟を結べば、アジア的な勝利圏を連結することができる」と考えたのです。そして、「このように一つになって勝利すれば、その時はドイツが主体となる」と考えたのです。「日本は大陸ではなく、海洋国なので、日本が勝利しても大陸の主体である自分たちのあとに従ってくるしかない」と考えたのです。(257-100,1994.3.13)

 

神側の連合国と同じように、サタン側でも編成するのです。日本、ドイツ、イタリア、この3カ国が枢軸国です。同盟国を中心として見るとき、日本がエバ国家です。誰が闘いを始めたのかというと、東洋では、女性が先に始めました。東洋全体をまとめようとしたのです。また、西洋では、どうだったのでしょうか。ドイツは体を象徴しています。そのようなドイツが西洋全体を占領してまとめようとしたのです。全体的に見るとき、先に闘いを始めたのは日本であり、ドイツです。イタリアという国は、それについて回る、こぶです。(235-49,1992.8.28)

 

第二次大戦の時、連合国であるイギリス、アメリカ、フランスと、枢軸国である日本、ドイツ、イタリアが闘いました。これは何でしょうか。エデンの園で蒔いた種を、その蒔いたとおりに刈り取るのです。母親とカイン、アベルです。これが神様のみ旨の中で、内的なものと外的なものという二股に分かれたのです。それゆえに、内的なエバ国家と外的なエバ国家、内的なカイン国家と外的なカイン国家、内的なアベル国家と外的なアベル国家として大きくなってくるのです。それが右翼と左翼です。(239-262,1992.12.6)

 

神様のみ旨においては、2度選んで使うことはありません。しかし、アメリカを除いてしまえば、統一教会とキリスト教、そして統一教会とユダヤ教の文化圏が分裂していくのです。それで、やむを得ず泣く泣くアメリカを選んだのです。なぜ、私がアメリカに行って闘わなければならないのでしょうか。それは、私がアメリカを選んだからです。ゆえに、エバ国家の日本人を連れていって、アメリカが失敗したものをすべて整えてあげるのです。アダムが蒔いた罪が世界的に実を結んだので、それをすべてめちゃくちゃに打たなければなりません。根本を見れば、神様、アダムとエバ、そして3人の天使長です。これを見れば、韓国がアダム国家であり、日本がエバ国家です。ですから、交差結婚をするのです。アダムとエバは、個人的に結婚することによって死亡世界をつくりました。しかし第二世は、韓国民族の二世と日本民族の二世が交差結婚をするのです。政府が反対してみなさいというのです。(197-269,1990.1.19)

 

もしアメリカまで放棄していれば、自由世界とキリスト教文化圏は完全になくなるのです。誰がアメリカをアベルの位置に再び立たせたのかというと、私です。それは、神様が選んだのではありません。一度、失敗すれば、それで終わるのです。しかし、父母によって誤ったものをアベルを通して救った歴史があるので、私がアメリカをアベルの位置に選び、イギリスの代わりのエバ国家として日本を選び、フランスの代わりにサタン側にいた、極悪なサタンの最も愛する怨讐国家ドイツを奪ってきたのです。(204-288,1990.7.11)

 

サタン側と天側の2種類の人を立てました。サタン側のエバ国家、サタン側のアダム国家、サタン側の天使長国家を立ててぶつかったのが第二次大戦です。ここでサタン側が屈服することにより、キリスト教文化圏がアメリカに入っていきました。新教文化圏がアメリカに入っていったのです。アメリカが韓国の統一教会と一つになり、文総裁と一つになっていれば、今日のようにはなっていません。共産主義は、出てこなかったのです。ゆえに、アメリカが韓国を手放せば滅びます。それで先生は、日本をエバ国家として育て、統一教会に反対したアメリカを天使長国家として育てたのです。それは、アメリカや日本が自らそのようになったのではありません。文総裁がそのようにしたのです。(204-164,1990.7.8)

 

私は、解放後の7年間で世界のキリスト教を統合する責任を果たそうとしました。歴史を代表して誇ることができる偉大な人物が40年蕩減路程を経て、今日、70歳となって戻ってきました。ですから、アダム国家とエバ国家が統一されることにより、反対していた天側の天使長、アメリカ、アジアの天使長、中共、共産党の天使長、ソ連、この3人の天使長が自然屈服して、韓国を中心として従ってくるようになる時は、世界におけるサタン世界の血統を根絶し、天国の血統と交替することができる平和の王国時代が到来するのです。(197-271,1990.1.19)

 

先生を中心として中共とアメリカとソ連が一つになるということは、エデンの園でアダムとエバを中心として3人の天使長が一つになったことと同じなので、このようになればすべてが終わるのです。そのような環境で蒔かれたものが世界的次元に発展し、そこでそれを蕩減復帰して清算しなければなりません。ゆえに、韓国がアダム国家であり、日本がエバ国家であり、その周辺の国々が3大天使長国家です。ちょうどそのようになっています。
神様とアダムとエバを中心として3大天使長圏ですが、その3大天使長圏がどこの国かというと、中国とアメリカとソ連です。これが今では、神側に反対しません。先生を中心として、すべて連結されたのです。(207-327,1990.11.11)

 

神様とアダムとエバの周辺に3人の天使長がいたように、神様を中心としてアダム国家を形成しなければなりません。個人的に蒔いたすべてのものが国家的、世界的に実を結んでこそ終わるのです。ですから、神様、アダム国家、エバ国家、そしてその横に3人の天使長です。これは何かというと、韓国と日本がアダム国家とエバ国家です。そして、3人の天使長とは、アジアの天使長、天側のキリスト教天使長、それから世界的な悪魔側の天使長のことをいうのです。この3人の天使長が集まってエバを奪い取ろうとするのです。もし、アダムとエバを再びもてあそぶようなことがあれば、世界的にすべて終わるのです。そのようになれば終わりです。(208-332,1990.11.21)

 

来られる主が世界の全権をもって天地を統治する基盤を、すべて連結させ、統一王権を中心として世界を一つにしなければなりませんでした。それが神様のみ旨だったのですが、キリスト教文化圏であるアメリカを中心として統一教会の文先生に反対することにより、サタン圏内に完全に倒れていったのです。そのような状態で、文総裁が何ももたずに決起したのです。サタン側のエバ国家である敗亡した日本を支え、アメリカを支えたのです。(242-124,1993.1.1)

 

ハ)アダム・エバ・天使長国家の摂理

 

摂理観から見るアダム国家とエバ国家と天使長国家を、いかにして一つの国のようにするかということが問題です。この話は何かというと、今後は、韓国人、日本人、アメリカ人、ドイツ人が一つの家で暮らさなければならないということです。天国に行こうとすれば、それをここで準備しなければなりません。天国に、ドイツ人やアメリカ人や韓国人や日本人というものがありますか。天国では、すべて一つの国の人です。しかし、霊界はすべて分断されています。これを一つにしようとすれば、地上で一つにしなければなりません。地上で一つにして上がっていかなければなりません。それが問題です。(173-71,1988.1.3)

 

もし、イエス様が死ななければ、中国とインドを二人の息子のように抱かなければなりませんでした。それらの国が、それをしなければなりませんでした。母の格位であるイスラエルの国が、その新郎として来られるイエス様をアダムとして侍る立場で、インドと中国というカイン、アベルを中心として一つにならなければならなかったのです。そのようにして、メシヤがアダム国家の主権を立てなければなりませんでした。しかし、イスラエル民族がメシヤに侍ることができなかったので、逆の方向に行くのです。ローマという半島から、島国へ回っていくのです。(188-309,1989.3.1)

 

宗教が果たすべき責任とは何かというと、母親に侍る歴史的基盤を築くことです。それは世界的でなければなりません。そのような意味から、宗教圏を中心として世界が一つになれる摂理的帰結点を神様が考えざるを得ないと思うのです。その時がいつなのかというと、第二次大戦の時でした。それで、エバ国家、カイン・アベル国家、アダム国家を立てなければなりません。彼らがアダムとして来られるお父様に侍り、世界の頂上で接ぎ木をする工作をして、統一国をつくろうとされたのが神様のみ旨でした。歴史を、このように見なければなりません。(193-189,1989.10.4)

 

統一教会は異色な4大文明圏、すなわちアダム国家とエバ国家と天使長国家、そしてカイン・アベル国家、このように怨讐と同じ4大文化に基盤をおいたのです。すべて背景が異なり、相いれない立場にあるものを伝統基盤とし、出発基地としようというのは恐ろしいことだと知らなければなりません。これがどれほど偉大な事実か、ということを知らなければなりません。
それを出発点とするのは難しいことだと考えるかもしれませんが、それが統一教会において何よりも誇り得る伝統基地だということを知らなければなりません。(129-234,1983.11.6)

 

本来、蒔かれたもの、すなわちアダムとエバと天使長が失敗したものを、国家的次元で収穫期の結実として、アダム国家、エバ国家、天使長国家を中心として蕩減してくるのです。もし先生を中心としてイギリスとアメリカとフランスさえ一つになっていれば、韓国はアダム国家となるのです。天の国、縦的な国の主権を中心としたアダム国家となり、イギリスをエバ国家として率い、アメリカを長子として率いていたのです。アメリカは、アベル圏として世界の主導権を握り、世界の版図を率いるのです。世界の国家的な主導権を、アベル的立場に立ったアメリカが初めてもったのです。それ以外の国々は、カイン的立場です。そして、カイン的立場の国々は、アメリカに従っていくのです。ゆえに、長子権復帰の世界化時代に合わせて統一されたキリスト教文化圏時代の上に主が来られ、母子協助基盤と連結させれば、すべての問題が解決するのです。(184-252,1989.1.1)

 

文総裁がアメリカに行って成したこととは、世界的な西欧文明のすべての潮流をアジアの潮流へ引き込むことでした。今まではアジアから盗んでいったのですが、今からは引き込むのです。引き込むにおいて、その最初が日本です。日本は、エバ国家として祝福を受けたので、アダム国家を訪ねていかなければなりません。エバが堕落することによって、万物とあらゆる権威をサタン世界が奪っていったので、回復時代においては、世界の潮流が逆に流れる時代に入ってくるのです。イギリスを「日の沈まぬ国」と言ったように、今日、日本を中心として経済圏とあらゆる権限がアジアに集中するのです。そのようにして日本に従って、韓国を経て大陸に行き、そこで定着するのです。(184-274,1989.1.1)

 

⑤私たちが取り戻さなければならない祖国

イ)祖国光復は人類すべての願い

 

本来、人間始祖のアダムとエバが堕落していなければ、どのようになっていたのでしょうか。アダム家庭でのアダムは、族長となるのです。族長となると同時に民族長となるのです。また、国家の代表者となってアダム王となるのです。したがって、この世界はアダム主義一つに統一されていくのです。つまらない主義が出てきて世界を撹乱しているので、私たちは、このような主義を根元から抜き取ってしまわなければなりません。主義もアダム主義、言語もアダム言語、文化もアダム文化、伝統もアダム伝統、生活様式もアダム生活様式、制度もアダム制度、すべてのものがアダム国家の理念制度にならなければなりません。このような主義が「神主義」です。神様の心によって神様と一体とならなければならないので、「神主義」というのです。(20-123,1968.5.1)

 

アダムとエバが堕落していなければ、神様は何をしてあげようとされたでしょうか。神様の祝福による結婚式をしてあげ、神様が喜ばれる息子、娘を生ませ、神様が喜ばれる家庭を編成し、これを繁殖させて氏族と民族を編成しようとされたのです。これがさらに広がれば、その世界は「神主義」の世界であると同時に、アダム主義世界となるのです。その世界に理念があるとすれば、それはアダム主義理念であり、宇宙観があるとすればアダム主義宇宙観であり、天宙観があるとすればアダム主義天宙観であり、生活観があるとすればアダム主義生活観です。そして、そこに五色人種がいることは問題ありません。それは環境によって変化したものなので、皮膚の色が異なったりしているのは問題ないのです。それでは、どうして数多くの民族の言語が変わったのでしょうか。それは人類始祖が堕落することによって、天が分立させたのです。(156-202,1966.5.25)

 

神様が創造された世界に国境はあり得ません。そこでは、白黒の人種は問題となりません。善悪の闘争も、そこでは必要ないはずです。このような観点から見るとき、私たちの住んでいる世界には、各国ごとに国境があります。そして、白黒の人種問題だけでなく、家庭における夫と妻、また父母と子女の間に分裂が起きています。善人と悪人が闘っています。このような状態を見るとき、来られる主は、国境のない国をつくり、人種問題を超越して世界を一つにしなければなりません。分裂した家庭をすべて統一し、善と悪が争っているこの世界に平和の王国をつくらなければなりません。(53-72,1972.2.9)

 

理想天国とはどのようなものでしょうか。統一教会の食口のような人々が全世界で暮らすことです。それが地上天国です。この地上のすべての人々が統一教会の食口のように生きれば、それが地上天国です。それはどのような世界かというと、神様と共に暮らす世界です。その世界では誰も、「神様はいない」と言わず、また神様に対して疑うことがありません。神様を「私たちの父」と言いながら、すべてが一つになる世界です。それから、サタンの誘惑がありません。サタンがいないのです。神様が主管する世界、それが地上天国です。神様が私たちと共に暮らすのです。(79-304,1975.9.21)

 

その国は、神様を中心として直系の子女たちが天命に従い、神様の代わりの命令をもち、その王権によって統治する国であることに間違いはありません。そこには民主主義や共産主義というものはあり得ません。一度形成されれば、その国家体制は永遠に続くのです。そのようなことを考えれば、私自身がそのような国の民となることができなかったという事実が悔しいことではないかというのです。私自身がそのような国で暮らせないことを嘆かなければなりません。そのような不変の主権をもっていないことを私たちは嘆かなければならないのです。(72-292,1974.9.1)

 

神様の理想国家の実現、すなわち祖国光復はどこから実現されるのでしょうか。怨讐を愛する思想をもった個人から出発するのです。それゆえに、神様が存在される限り、「愛によって国境を壊し、すべての環境と文化的な垣根を越えて怨讐までも抱こう」という運動を提示したキリスト教は、世界的な宗教にならざるを得ないのです。大豆を植えれば大豆が出るし、小豆を植えれば小豆が出るし、真っ赤な花の種からは真っ赤な花が咲くのです。同じように、恨みを晴らすサタンの種を蒔けば、恨みを晴らす悪の木が育つのですが、怨讐を愛する善の種を蒔けば、怨讐を愛する善の木が育つのです。これは自然の道理です。(107-18,1980.2.21)

 

本然の地とは、どのような所でしょうか。そこは悪が宿る所ではなく、悪と絶縁し、あふれ出る本然の愛を中心として、幸福を永遠に謳歌しながら暮らす永遠の統一世界です。今まで、そのような所で生活をした人はいたでしょうか。一人もいなかったのです。歴史上、数多くの人々がそのような世界を追求してきましたが、この地上にそのような世界が立てられたことはありませんでした。その世界がいかなる世界かを言葉で表現した人はたくさんいましたが、自ら実践してそのような世界をつくりあげた人はいませんでした。(18-102,1967.5.28)

 

今まで、世界の数多くの民族、あるいは五色人種がつくってきた文化圏の世界をすべて打破し、一つの文化圏をつくらなければなりません。言い換えれば、「神主義」的な家庭制度、「神主義」的な社会制度、「神主義」的な国家制度、「神主義」的な内容を備えた理想世界ができてこなければなりません。そのような主義が、堕落することのない完成したアダム主義です。共産主義でも民主主義でもない、アダム主義です。それは「神主義」を訪ね求めていく過程です。主義というものは、ある目的を訪ね求めていく杖のようなものです。主義というものは、それ自体が要求されているのではなく、あくまでも目的を果たすために必要な過程です。したがって、この主義というものは変遷するのです。今日、アメリカは民主主義の宗主国として先進国家だといっていますが、今後、金銭問題で腐敗することによって民主主義を嫌う時代が来るはずです。今、大韓民国にもそのような現象が起きています。民主主義は、良いことは良いのですが、我が国では金銭問題ゆえに、ありとあらゆる謀略中傷が起きて、「政権を奪取しよう」という争いが展開しています。それが民主主義ですか。それは、特権主義的な状態で展開する現象です。(21-156,1968.11.17)

 

南北が分離し、その貧富の格差が広がっていることを一つにしなければなりません。また、東西の文化を一つにしなければなりません。それから、人種差別、文化の差別をなくして一つにしなければなりません。何によって一つになるのでしょうか。これが絶対的な一つの愛から出発することができなかったので、この絶対的な愛によって宇宙版図の上に立てば、統一教会に反対する叫び声はなくなるはずです。世界は、老若男女を問わず、この愛のふろしきで一つに包まれるのです。それだけでなく、霊界にいるすべての霊人も、このふろしきに包まれることを願っているのです。ゆえに、天宙統一というのは可能な話なのです。(195-122,1989.11.5)

 

神様がいらっしゃるということをはっきり知るようになれば、神様のみ旨に従っていかざるを得ません。神様のみ旨とは何でしょうか。この世界人類を御自分の愛される民族とし、この地球星を御自分の愛される国土とし、この国土と民族を合わせて一つの主権国家をつくろうとされるのが理想世界、すなわち神様のみ旨です。(56-192,1972.5.14)

 

人は誰でも、自分の国で生きなければなりません。それは、人間に賦与された絶対的な条件です。一人も漏れることなく、その国と、その義のために、希望にあふれた義の生活をしなければなりません。理想郷を思い描き、生活で義の法度を立てながら、その国と、その義のために生きなさいというのです。
皆さんに、そのような国がありますか。なければ、その国を探し出し、それをつくりあげなければならないのではありませんか。その国は、どのような国でしょうか。理想の国、統一の国です。万民が行ける国です。国をつくるにおいて例外はありません。ここには家庭も協助し、民族も、世界もすべて協助するはずです。そして、個人を統一し、家庭、氏族、民族、国家、世界を統一することができるのです。(18-213,1967.6.8)

 

普通、世界主義というと、民族と国家を無視して全世界を一つの国家、全人類を同胞として見るという意味にとどまりますが、統一教会において唱える世界主義は、家庭からその壁を超越するのです。父母であられる一人の神様と、血のつながった実の兄弟と変わらない全人類が、一つの世界を成し遂げるという世界主義です。これは、いかに素晴らしい世界主義でしょうか。(98-254,1978.8.3)

 

ロ) 新しい祖国の定礎石をおこう

 

人間の力、人間の知恵、人間の文化、そのいずれをもってしても、真の意味での平和世界や一つの統一された世界を願うことができない時点にあることを、私たちは知っています。このような立場において、世界文化を解決するために最も中心的な問題は何でしょうか。何よりも重要な問題は、神様がいるのか、いないのかという問題をはっきり解明することだと思います。神様がいらっしゃるということを全人類が知り、神様のみ旨がいかなる世界を目指しているかということを知るようになれば、その世界は正に、一つの世界、平和の世界、理想の世界になるに違いありません。(56-131,1972.5.14)

 

私たち統一教会が違う点は、これです。統一教会は、父母を愛するように兄弟を愛し、民族を愛し、国家を愛そうというのです。父母を捨ててでも国を愛そうというのです。世界を愛するためには、自分の国も捨てなければなりません。また、天を愛するためには、世界まで捨てようというのです。より遠く大きいもののために、自分に近く小さいものを犠牲にする愛の道を訪ね求めていくのが統一教会の主流思想です。(100-80,1978.10.8)

 

皆さんは、民族主義者になりますか、それとも世界主義者になりますか。宗教は、世界主義というだけではありません。人間だけ喜ぼうという主義ではなく、神様まで喜ぶようにしようという主義です。しかし、共産主義や民主主義は、人間だけが喜ぼうという主義です。そのような人間だけが喜ぼうという主義と、神様まで喜ぶようにしようという主義とでは、どちらが良いですか。神様も喜び、人間も喜ぶ主義が良いですか、それとも主人を除き、僕たちだけが喜ぶ主義が良いですか。宗教は、神様までも喜ぶようにしようという主義なので良いのです。(41-44,1971.2.12)

 

最後に残る思想とは何でしょうか。世界のために自分の国や民族よりも世界を愛し、神様を愛する運動だけが最後まで残る主義となり、思想となるはずです。したがって、その国を越え得る超民族的な運動を世界的に提示し、超民族的に神様が愛する場所、あるいは世界の人が愛する場所に自由に行ける道をいかに模索するか、という主義だけが問題になるのです。(53-24,1972.2.4)

 

今後、この世界を引き継ぐ主義思想は、自分の国を犠牲にしてでも世界を救おうという主義思想です。そのような思想をもった国、そのような新しい運動を中心とした国家や国民が登場すれば、この世には新しい希望の世界が顕現するはずです。国を越えることができない国家観や歴史観は、神様の理想世界を引き継ぐことはできません。(51-44,1971.11.4)

 

黄色人種は長男であり、黒人は2番目の息子であり、白人は3番目の息子です(注:ノアの三人息子の例)。韓国は、争っているこれらの人種を、「統一思想」を通じて統一することができるのです。このようになれば、神様を中心とした理想的祖国が創建されるのです。そこから初めて平和の世界、統一の世界、勝利の世界に収拾されていくのです。
そして、地上に天国を形成すると同時に、神様と一致しなければなりません。天上天国の主体であられる神様に地上で侍り、統一された一つの天国を形成しなければなりません。これが、統一信徒たちの果たすべき使命だということを、はっきりと知らなければなりません。そのような基盤のもとで父母と一つになることによって、初めて平和な天国生活が始まるでしょう。(79-83,1975.6.1)

 

統一教会とはいったい何でしょうか。右翼を抱き、左翼を抱いて、これを互いにつかんでどこに行くのでしょうか。ここから闘争の世界を越えて神様が導かれる幸福の世界、ユートピアの世界へ行くのです。これを抱いて平面的に行ってはなりません。それは何の話かというと、体制によって没落し失敗したことを、統一教会が思想的にすべて収拾できる論理体制を備えると同時に、これを抱いて横的に動かせる霊的体験の基盤を中心とした、超越的実体を追求しなければならないということです。
人間的な面での人本主義や物本主義、そして過去のあらゆる神本主義も体系的に理論化させ、それを統合できる内容をもつと同時に、縦的な面において宗派を超越して連結していける超自然的な体験の宗教思想になるべきだ、という事実を知らなければなりません。(162-102,1987.3.30)

 

皆さんの願う国とは、どのような国ですか。その国は、今日、皆さんが暮らしている、このような国ではありません。このような国は、いずれ決別を告げなければならない国です。皆さんがこのような国と因縁があるとすれば、それは罪悪の因縁があるのです。皆さんは、その国の願いと神様の願いが結びつく善の因縁を最初から結ぶことができない、堕落した人間の子孫として生まれた、ということを自らよく知っているのです。(37-217,1970.12.27)

 

国がなければ、国籍がないということです。国がなければ、入籍できる基盤がないということです。私たちは、民族を編成して新たに入籍しなければなりません。この地上に天国を編成し、その国籍をもって愛国し、愛族する真の善の父母の血統を受け継いだ勝利的息子、娘となり、自らの一族、あるいは家族を率いて生きていってこそ、天上世界の天国に入っていくことができるのです。それが原理です。(58-145,1972.5.22)

 

国があって初めて、私たちの子孫に、千秋万代にわたってそのまま残してあげられる伝統も残るのであり、血と汗を流した私たちのすべての努力も残るのです。また、神様の勝利を祝う記念塔がこの地上に造られ、すべての栄光の痕跡が、この地上に残されるのです。しかし、国がなければ、すべては無駄になるのです。今日、世界のキリスト教に残された十字架やすべての文物も、神様が探し求めようとされる国がなくなるような場合は、すべて川に流し、火で燃やしてしまわなければなりません。サタンの籠絡によって、すべて滅びていくということを知らなければなりません。ですから、国が問題です。そのことを皆さんは知らなければなりません。(55-339,1972.5.9)

 

真の父母の愛を受け、神様の愛を受けなければなりません。しかし、神様の愛は、国なくしては受けることができません。本来、アダムは、一人でも彼が国の始まりでした。サタン世界のサタンの国よりも良い国があってこそ、神様の愛を受けるのです。私たちは、神様の愛を受けはしますが、直接受ける立場にはありません。真の御父母様の愛は受けることができますが、神様の愛を受けようとすれば、国まで備えなければなりません。なぜそうなのかというと、サタンがいて、サタンの国が残っているからです。それよりも上がっていかなければなりません。(90-116,1976.10.21)

 

私たちが取り戻さなければならない祖国は、今日、この地上にあるような、ある歴史と伝統をもった国ではありません。そのような国とは、本質的に次元が異なります。次元の異なるその国を私たちが受け継ごうとすれば、そのようにすることができる思想的な主体性をもった国民とならなければなりません。その主体的な思想は、絶対的な創造主の思想と一致する思想でなければなりません。絶対者の願う国ができるためには、その国の主権を中心として、その国の国民が一致することを願わなければなりません。そのような国民性と国家形態を備えなければなりません。(49-93,1971.10.9)

 

一つの国が形成されるためには、主権と民族と国土がなければなりません。天国も、やはり同じです。主権を代表したものが父母であり、民族を代表したものが息子、娘であり、国土を代表したものが国です。このうちのどれ一つとして、除けるものはありません。これは鉄則です。(35-279,1970.10.25)

 

国が形成されるためには、国土があり、民族と主権がなければなりません。主権とは何でしょうか。根源的な神様と因縁を結ぶことです。国を治める人たちは、その民が深く寝静まったのちに神様と因縁を結び、政治をしなければなりません。そして、主権者は、その民と一つにならなければなりません。民と一つとなり、自らにあるすべてのものは自分のためにあるのではなく、国のためにあるものだと考えなければなりません。そのようになれば、その国は繁栄するのです。(30-88,1970.3.17)

 

いくら大きい国家であっても、それは人間に似ていなければなりません。それは、神様がご自身の形状に似たものを喜ばれるからです。したがって、理想的な国家とは人間に似ていなければなりません。それは、天地人に似ているということです。(26-183,1969.10.25)

 

私が行ったり来たりするのも、その国を取り戻すためです。祖国光復のための建国の功臣となるためにそのような使命を担い、あるいは天の密使として指令を受け、今日の悪の世の中に来て、このことをしているという事実を思いながら生きていかなければなりません。そうでなくては、皆さんは、今後、訪れてくる国の国民として、その威信と体面を立て得ないということを知らなければなりません。(50-254,1971.11.7)

 

(●2022.5.21:写経奉献)